ピッコマ『実は私が本物だった』7話、8話感想・ネタバレ:本音を語り謝罪していくキイラ

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ピッコマ『実は私が本物だった』7話、8話の見どころ・ネタバレ

1.コゼットが覚醒した理由

キイラが復活した時期はコゼットが現れる2ヶ月前である。そして、そこから2年後にコゼットが精霊士として覚醒する。もし、コゼットの言うことが本当で「キイラが本物の娘で、コゼットが偽物なら」どうやって精霊士として覚醒できたのか疑問が生まれる。

キイラは神託が間違っていた可能性やコゼットが幻術を使った可能性を考えるが、確信へとは至らない。自身が過去に戻り復活した理由もわからないキイラは「時間を戻す魔法が存在するのか?」と疑問を持つのであった。

父親のラディックがどうやら前世の記憶を少しだけ引き継いでいるかのような描写があった。やはり、キイラを復活させる魔法を唱えたのはラディックなのだろうか?しかし、魔法を唱えていた人物は目が青色だったので確信が持てないでいる。

もし、ラディックが魔法を使ったのだとしたら、キイラの処刑後、コゼットに家や国をめちゃくちゃにされたから、などが理由としては考えられる(キイラの死後にコゼットにキイラが本物だったと教えられたとか)。

2.ジョゼフへの謝罪

キイラは騎士団の入団試験を見るために、訓練場へ行く。キイラは前世で副団長のジョゼフと仲が悪かったことを思い出す。理由は自分はお飾りの団長であり、ジョゼフは実力、信頼がともに高い人物であったので嫉妬していた。

前世のことを反省したキイラはジョゼフに謝罪をする。嫉妬していたこと、それによっとわざと対立していたことを正直に話し、今後はそんなことはするつもりはないと伝える。

キイラはそれだけでなく、団員たちが喜ぶように歓迎会の費用を出したり、歓迎会の空気が悪くならないようにキイラ自身の出席は控えたりなどしていくのであった。

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©Kakao piccoma Corp.:「空気が読めない人物」という評価がキイラにバレていたことを焦り出す団員たち

死を体験したこと、そして人生2周目ということもあるのか、キイラは冷静さを手に入れて1つ1つ誠実に対応していく。特に騎士団に対しては心の内さえも相手に伝えたことで、逆に騎士団員たちの方が罪悪感にとらわれることとなる。

キイラはコゼットに対抗するために、仲間を増やそうという意識は一切ないが、期せずして前世よりも仲間が増えていっている。

ピッコマ『実は私が本物だった』7話、8話の感想・考察

神託では「娘を選び間違えると災厄が起こる」的なことが言われていたので、キイラを処刑したあとに国が滅ぶようなことが起こった可能性はある。それゆえにラディック(らしき人物)がキイラを復活させる魔法を唱えたと予想できる。

もし、ラディックが魔法を唱えた張本人であったとするならば、どこかのタイミングで記憶が完全に復活して、前世で何が起こったのか語ってくれる可能性はある。

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