ピッコマ『実は私が本物だった』9話、10話の見どころ・ネタバレ
1.休暇のために団長を辞める
キイラは団長を辞めて、2ヶ月休暇が欲しいと父親のラディックに話す。最初こそ折衷案を提示されたが、キイラはゴリ押しして2ヶ月の休暇を勝ち取る。この2ヶ月の間に、コゼットの対策のためにキイラは色々調べ物をするつもりのようだ。
そんなことを考えているとジョゼフが現れる。キイラは団長を辞めること、そしてみんなから嫌われていると思っていたことを言うと、ジョゼフは怒りをあらわにする。ジョゼフはキイラの実力を認めており、その剣技の高さから誇りに思っているようだ。
キイラは改めてジョゼフから歓迎会へ誘われたことで、自分の今までの努力は父親を振り向かせることはできなかったが、周りからの信頼を勝ち取っていることを知り、努力は無駄ではなかったと嬉しく思うのであった。
キイラはコゼットを迎え撃つための環境を整え始める。ラディックは娘の変貌にかなり面を喰らっているようだ。どうやらラディックは娘に対して無関心なだけで、キイラの行動を妨害したりはしない。
キイラの努力する姿はジョゼフの心を動かしていたらしく、キイラが団長であることに不満は一切なかったようだ。キイラがどれほどの実力を持っているかはわからないが、ジョゼフを納得させるほどの剣技は持ち合わせているのだろう。
2.騎士団員たちと打ち解け合う
キイラは騎士団の歓迎会に参加することになる。自分の気持ちを素直に話したこともあってか、キイラは団員たちから気に入られる。彼らなりの飲み会の流儀にしたがって、キイラもアルコールを一気飲みする。
©Kakao piccoma Corp.:騎士団流のもてなしに驚くキイラ
キイラは団員たちに、自分はもう団長を辞めたことを話す。そうすると団員たちが悲しみだし、いつか戻ってきて欲しいとお願いしだす。
キイラは酔いもまわり、今まで不満に感じていた父親のことを話し出す。団員たちもその話に共感し、キイラの肩を持ち始める。キイラと打ち解けあった団員たちは「団長があんな人だなんて知らなかった」と口にするのであった。
アルコールの力もあってか、キイラは今まで感じていた不満を愚痴りだす。団員たちも酔った勢いでその言葉に共感し、キイラは団員たちとの仲を縮めることに成功する。
団長という立場を退いたキイラであったが、それと引き換えに団員たちと仲良くなって人脈を築けたのは収穫だったと言えよう。
ピッコマ『実は私が本物だった』9話、10話の感想・考察
ラディックが少しキイラに対して興味を持ち始めているのは、キイラが冷たい対応を取っているからだろうか?それとも、悪夢で見た前世の記憶と思われる内容が彼に影響を与えている?
前世で一方的に嫌っていたジョゼフとの関係を良好にできたのは、かなりの前進である。しかも、ジョゼフは騎士団員たちからの信頼も厚いので、自然と団員たちとの関係も良くなる。