ピッコマ『実は私が本物だった』13話、14話の見どころ・ネタバレ
1.舞踏会に行こうとするキイラ
キイラはシモン・エディンバラ侯爵に手紙を出す。シモンはキイラと弟のジークを自分の陣営に引き入れて勢力を拡大させようとしている野心ある人物である。キイラはコゼットとの戦いに備えて後ろ盾が欲しいので、シモンと手を組もうとする。
露骨に出会うのは良くないとして、手紙でシモンに要件があることを匂わせつつ、母方に近い一族が主催する舞踏会で、偶然を装って会おうとキイラは目論む。
キイラが舞踏会に出ようと準備を進めていると、ラディックから反感を買う。パルビス家は精霊士としての力を持っていることから、どこかの家に肩入れするような行為は慎むべきだと言うのであった。
キイラはコゼットとの戦いに向けて人脈を増やそうとする。最初は、家の中にいる人たちとコミュニケーションを取ろうと頑張っていたが、それとは別に政治的な後ろ盾も欲しいと感じたのだろう。
前世では冷静さを欠いていたキイラだったが、一度死を乗り越えたおかげで冷静さを手に入れ、対コゼットのために準備を進めている。
2.カジノに誘われる
ラディックから反対されたキイラは「家の中にいると息苦しい」と本音をこぼす。誰かに肩入れしていると噂されたら「結婚相手を見つけようとしていると嘘をつけばいい」とキイラは対策を話す。キイラの舞踏会に絶対行くという態度に、ラディックは折れるのであった。
ジョゼフとアーサーを見つけたキイラは、アーサーにアドバイスをもらった後に趣味を作ったと報告する。アーサーも自分は今、カジノにハマっていると自分の趣味を披露して、キイラも一緒にいかないか?と誘う。
断るのも悪いと思ったキイラはその誘いに乗る。ジョゼフは驚くのだが、本当にカジノに行くと決めたキイラを護衛するとジョゼフもカジノに一緒に行くと言うのであった。
©Kakao piccoma Corp.:カジノについていくというジョゼフ
キイラはコゼット対策のためだけに、人生2周目を生きているわけではなく、前世では出来なかったことをやろうという前向きな生き方をしている。父親の目を気にしなくなったのが一番大きいのかもしれない。
アーサーの機嫌を損ねないために、カジノに行くというのも前世では考えられなかった行動だろう。ジョゼフも護衛としてついてきてくれることから、団長をやめたのにもかかわらず騎士団員との仲は深まっているようだ。
ピッコマ『実は私が本物だった』13話、14話の感想・考察
父親の反対ももろともしなくなったキイラ。団長を辞めて2ヶ月の休暇を申請したときもそうだったが、相手が父親という理由で引くということはないようだ(実際、自分の命がかかっているので当たり前とも言える)。
騎士団員との仲が深まったことで、キイラの行動範囲も広がっていく。ジョゼフとの仲も良くなっているので、前世以上に心強い仲間になってくれそうである。