ピッコマ『実は私が本物だった』21話、22話の見どころ・ネタバレ
1.人生2周目をエンジョイするキイラ
ジョゼフがパーティーのパートナーとして名乗りを上げてくれたことにキイラは喜ぶ。エイデンにパートナーを断られて困っていたので、ジョゼフからの提案を喜び笑顔を見せるのであった。
エイデンとデートをしたり、みんなとも仲良くなれたキイラは「死ぬ前より遥かに楽しい」と感じるようになる。余計なプレッシャーを感じる必要もない生活は、キイラにとってとても楽しいもののようだ。
エイデンはキイラが何者なのか頑張って調べようとするが、交通管理局は口止めがされていて情報を引き出せない。しかし、キイラが少なくとも交通管理局を口止めできる存在だとわかり、エイデンはキイラに会いたくないという思いが強くなっていく。
コゼットが現れるまでは、コゼット対策の準備をしつつも、前世で出来なかった楽しみを経験していっている。エイデンと近づくことによって、ジョゼフが焦りを感じたのか、彼からアプローチを仕掛けてくるというのは予想外である。
エイデンとキイラを別れさせようとする騎士団員とジークだったが、期せずしてエイデンは自ら身を引くことを決めたようだ。
2.いま一歩踏み込めないラディック
飛行船のレンタル料の請求書がラディックの元へと届く。何かの間違えかと思ったラディックであったが執事の報告でキイラが飛行船を借りたのだとわかる。
執事の報告でキイラは「ある男性に思いを寄せている」と知ったラディックはその真偽を確かめるためにキイラの元へと向かう。
©Kakao piccoma Corp.:キイラに恋人がいるのか聞き出そうとするラディック
交通管理局からの請求書の件を皮切りに、ラディックは「男性と付き合っているのか?」とキイラに質問をぶつける。動揺を見せるキイラだったが、話はここでお終いと切り上げようとする。ラディックはキイラを止めようとするのだが「問い詰める資格が私にあるのだろうか」と思い、キイラを黙って見送ってしまうのであった。
キイラが2度目の人生を迎えてからラディックにそっけない態度を取るようになったので、逆にラディックの方がキイラに対して興味を持ち始めたようだ。
冷たく接していた自覚がラディックにはあったらしく、キイラに対して強く出ることが出来ない。彼の中でも罪悪感があるのだとわかるシーンでもあった。
ピッコマ『実は私が本物だった』21話、22話の感想・考察
人生2周目をエンジョイするために色々と行動をしたキイラだったが、そのおかげもあってかジョセフとラディックの気を引くことができた。特に、ラディックはキイラに恋人がいる可能性を感じてかなりショックを受けている様子であった。
ラディックがキイラに「なぜ冷たい対応をしていたのか」については明確化はされていない。勝手に、「愛していた前妻のロエナの子どもじゃないから」と想像しているのだが、確定はしていない。冷たくしていることに罪悪感を感じていることから、別の可能性も考えられる(何か冷たくしないといけない理由があった?)。