『悪女が恋に落ちた時』6話、7話ネタバレ:思惑が外れたルペルシャの次の一手

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『悪女が恋に落ちた時』6話、7話の見どころ・ネタバレ

1.皇帝がルペルシャに皇宮に1年居ろと言った理由

ルペルシャは最大の目的である「原作が始まる3ヶ月後までに皇宮を離れる」ということが、皇帝の判断で拒否されてしまう。異論を唱えようにも相手が皇帝なので、そんなことは許されず、ルペルシャはそそくさと部屋から出ていく。

皇帝は今までルペルシャのことを毛嫌いしていたが、いざ彼女が病気になると厳しく接することが出来ずにいた。

1年間皇宮にいるように言った理由は、ルペルシャは敵が多く、仮に継承権を放棄して皇宮を離れたとしても、敵対組織に狙われ続けることは、変わらないと皇帝は知っていたからであった。

ルペルシャからしたら、自分の願いが叶わず最悪な結果に終わったように見えたが、皇帝としてはルペルシャの身を案じての提案であった。

ルペルシャは「小説の知識」で敵はラビロフ皇太子だけだと思っているが、実はルペルシャと敵対している人はそれ以外にも多くラビロフだけ警戒していればいいという問題ではないようだ。

2.ダニエルに希望を託す

結局、皇帝から「継承権の破棄」も「皇宮から離れる」のも1年後にされてしまったルペルシャは、次の一手を考え始める。

ルペルシャは小説の中で黒幕に位置する「暗殺ギルド長のダニエル」を仲間にしようと考える。ラビロフ皇太子に対抗できる唯一のキャラクターであるダニエルだが、小説内では容姿についてはほとんど言及されておらず、誰がダニエルだかわからない状態である。

現状、ダニエルがどこの誰だかわからない以上、他のことをするべきということで、ルペルシャは手始めに「ユジン・デ・ボルタン」に会いに行くのであった。

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©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャは強引にユジンに会いに行く

ラビロフ皇太子と距離を置けないとわかったルペルシャは、ラビロフに対抗できる力を持つダニエルに活路を見出そうとしているようだ。しかし、現状、ダニエルがどこにいるのかわからないので、今できる「オタ活」を開始し始める。

ルペルシャとしては、サブキャラクターたちがアイリスに出会う前に、皇宮から離れさせようとするのが目的のようだ。基本的に、サブキャラたちはアイリスと出会うと惚れてしまい、結果、ラビロフ皇太子から狙われてしまうので、それを残された3ヶ月の間に出会わないようにしたり、惚れないようにしたいところだ。

『悪女が恋に落ちた時』6話、7話の感想・考察

ルペルシャの最初の目的であった「継承権の破棄」と「皇宮から離れる」は早くも頓挫する。大きな方針としては「ダニエルを仲間にする」というのが出来上がるのだが、現状、なんの情報もないので、情報収集も兼ねて、一番身近なユジンへの接触を図る。

どうやら、ユジンはルペルシャに対して悪い先入観を持っているらしいので、それを払拭できればアリエルと出会う前にルペルシャ側に引き込むことが出来そうだ。

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