『悪女が恋に落ちた時』12話、13話の見どころ・ネタバレ
1.ルペルシャのために動き出すユジン
美形ゆえか、女性から好意を向けられやすいユジンは、好意というものをイコール警戒すべき感情だと思っていた。ルペルシャの好意もユジンは最初警戒していたのだが、本当に裏のない単純なる好意だとわかり警戒を解くことにしたようだ。
そんなユジンは、カインに会いに行く。話としては「ルペルシャが不治の病なのを口止め」しにきたような感じであった。無愛想なカインと、喧嘩腰のユジンが対峙したことで「お互いに気に入らない」という感情に包まれるのであった。
「ルペルシャが不治の病にかかっている」という情報を皮切りに、小説のサブキャラクターたちが勝手に動き始める。ルペルシャの思いとは裏腹に、ユジンとカインの初対面は「気に入らない」というスタートとなった。
2.ルペルシャの死が近いという噂が広まる
ユジンはルペルシャの不治の病の話が広まらないように、カインに口止めしにいくのだが、その行動も虚しく、噂は一瞬に広まっていってしまう。
噂の内容は様々だが、基本的にルペルシャの死期が近いような話ばかりである。
そんな噂が広まっていることを知らないルペルシャは、どうやら1日中気を失っていたらしい。ロックスの話では「精神的に大きな衝撃を受けると体に影響がでる」ということであり、どうやらイケメンに立て続けに会ったショックで貧血になったらしい。
©Kakao piccoma Corp.:気を失っていたルペルシャを心配して見に来たユジン
イケメンに会って興奮すると、その影響で貧血になる体になってしまったルペルシャ。今後、イケメンと会うごとに貧血を起こすリスクがあるということが、暗示されるのであった。
ルペルシャの噂が広がったこともあり、周りのキャラクターからかなり心配されることが多くなる予感がする。
『悪女が恋に落ちた時』12話、13話の感想・考察
最初こそ、ユジンから警戒されていたルペルシャだったが、短期間に会ううちにその警戒が解かれたようだ。しかも、ユジンが単独でルペルシャのために行動し始めていることから、ちゃんとルペルシャの味方になってくれたとわかる。
イケメンに会うと興奮して、貧血を起こす。貧血を起こすと、イケメンから心配される(不治の病という背景もある)という方程式が出来上がった。
ルペルシャは治る病気だと知っているので気楽だが、周りのキャラクターたちはとても心配するので、そのギャップがコメディーみたいになっている。