『悪女が恋に落ちた時』14話、15話の見どころ・ネタバレ
1.徐々にルペルシャの評価が変わっていく
ルペルシャは今でも使用人達に恐れられているが、ルペルシャの身の回りの世話をしているメイド・リニはそういう印象はなくなったようだ。
リニ自身、何度もルペルシャの前で失敗はしたが一度も怒られた経験はないという。もうひとりのメイドであるアリンもルペルシャのことは怖がっておらず、むしろ尊敬しているようであった。
リニの話から、どうやら「主人公と魂が入れ替わる前」からルペルシャには怒られたことはない様子だった。今のルペルシャほどの優しさはなかったかもしれないが、以前のルペルシャもメイド達に辛く当たるような性格ではなかったようである。
2.ユジンとカインについて考える
前よりルペルシャに心を開いてくれるようになったユジンは、皇女宮の所属騎士として復帰申請することを決断したようだ。
ルペルシャとしては、原作小説のようにならないためにユジンには皇宮から離れて欲しいという思いがある。ルペルシャはなんとか3ヶ月以内にエマやユジンと一緒に皇宮を出る算段をつけたいと考えるのであった。
カインについては、公爵という地位があるので皇太子も直接手は出さないだろうとルペルシャは予想する。しかし、カインがアリエルに恋心を抱いたら話は別になるので、なんとかカインがアリエルのことを好きにならないように動こうとする。
次のルペルシャの目的は「カインがアリエルに恋心を持つのを防ぐ」というものに切り替わる。主人公は、カインがアリエルに惚れた理由を知っているので、その契機となった言葉をルペルシャが言えば、カインがルペルシャのことを惚れてくれるのかもしれない。
『悪女が恋に落ちた時』14話、15話の感想・考察
ルペルシャに付いている3人のメイドは、徐々にルペルシャへの評価が変わりつつあるようだ。そして、その話を他の使用人たちにすることで、皇女宮全体のルペルシャへの評価が変わりつつある。
ユジンの心を開くことに成功したルペルシャは、次はカインについて考え始める。こうやって順番にサブキャラクターの心を開き、アリエルと距離を取らせて、ラビロフ皇太子の毒牙にかからないようにしなければならない。
ルペルシャとしてもカインにはすぐに会いに行けるし、前回の病気の件でカイン自身もルペルシャのことが気になっているので、会って話をするぐらいは容易そうである。
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