『悪女が恋に落ちた時』16話、17話の見どころ・ネタバレ
1.ルペルシャのために行動しはじめるユジン
皇女宮に復帰した自由騎士のユジンは、手始めにメイド長のエマにルペルシャについて話を聞こうとする。だが、エマの口は堅く、「自分の目で確かめてみろ」と言わんばかりにやんわりと話を遮られてしまう。
ルペルシャの血を吐く瞬間を見たユジンは、ルペルシャの病状が悪化していると思い、自分に何か出来ることはないかと、医者のロックスの元へ行く。
ロックスの部屋には、本人だけではなくリフリーとカインもおり、3人でルペルシャの病気について話し合っていたのであった。
ルペルシャと話をしたこともないカインが、わざわざ休暇を取ってまでルペルシャの病気について考えるというのは以外である。彼の中で、何かルペルシャに思うところがあったのかもしれない。
今回、カインが闇属性の魔力、ユジンが光属性の魔力を持っていることが明かされる。ルペルシャが「主人公の魂を召喚した」という話から、この世界には魔力が存在すると思っていたが、カインとユジンも使えるようだ。
©Kakao piccoma Corp.:闇属性の魔力が使えるカイン
2.ルペルシャを皇帝にしようとするカイン
ユジンとカインに会いに行こうとしたルペルシャは、ルペルシャを探していたふたりに出会う。ふたりで協力して、ルペルシャの病期の進行を遅らせる薬を作ったらしい。
カインはそもそもロックスの話を聞いて、協力しないという態度を取っていたのに、なぜ協力しているのかルペルシャは疑問に思う。
どうやらカインはラビロフ皇太子のことを嫌っているらしく、皇位にはルペルシャについてもらいたいらしい。
どうやらカインはルペルシャに対して好意があるというよりかは、ラビロフ皇太子のことが嫌いで、ルペルシャに加勢しているらしい。ここらへんの情報は、小説ではなかった部分なのでルペルシャ自身も知るのは初めての情報となる。
しかし、本来アリエルのために使うはずだった休暇をルペルシャのために使っているので、確実に小説とは違う世界なっていることは確かだろう。
前回の記事↓
》『悪女が恋に落ちた時』
『悪女が恋に落ちた時』16話、17話の感想・考察
カインがしっかりとルペルシャの仲間となり、しかも小説だと仲が悪かったカインと協力関係になっているのは、だいぶ小説と話が変わってきている。
カインがルペルシャを皇帝にしようと思っているのが少し気がかりではあるが、そこを拒絶できれば、ラビロフ皇太子に狙われる可能性は低くなる。カインがルペルシャに興味があるうちに、アイリスと接触しないように手を打っておく必要があるだろう。