『悪女が恋に落ちた時』30話、31話の見どころ・ネタバレ
1.ヘレイスと買い物することに
情報ギルド長ということもあり、ルペルシャの動向を知っていたのか、ヘレイスは街中でなんなくルペルシャのことを見つける。
ルペルシャは小説でヘレイスのことを知っていたので好意的だが、ユジンとカインはヘレイスのことを知らないので徹底的に警戒する。
しかし、警戒するふたりをよそに、ルペルシャの鶴の一声によって、4人で服を買いに行くということになるのであった。
ルペルシャとしてはさっそく手に入れた、ヘレイスとの仲を深めるチャンスなので、これを逃す手はないと思ったのだろう(単純にオタ活をしたかっただけの可能性もあるが)。
一方で、ルペルシャは求人広告を出しているようで、おそらくこちらはもうひとりのサブキャラクターであるイビエン令嬢と接点を持とうという動きだと思われる。
©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャの求人広告を見るイビエン令嬢
2.イビエン令嬢を雇いたいルペルシャ
イビエン令嬢は子どもの頃から経営の勉強をするのが好きで、その能力に長けているらしい。しかし、家が勉強をすることを許さなくなってから、イビエンは逃げるように家を出ていくこととなる。
このまま放おって置くとイビエンが小説通りの展開で失恋して行方をくらますことになるので、そうなる前にルペルシャはイビエンを雇ってしまいたいと思っていた。
イビエンは家を出てきて仕事もろくにない状態なので、悪名高い皇女ルペルシャが悪条件で求人すればイビエンだけ釣ることが出来ると思っているようだ。
イビエンがこと経営については有能であることは、小説を読んだルペルシャにはわかっていることなので、彼女を味方に引き込めれば有用に働いてくれるし、今後の活動資金も増えて一石二鳥だろう。
ルペルシャが外出できるようになって、着々と新しいサブキャラクターたちを味方に引き込む計画がうまく動き出している。
『悪女が恋に落ちた時』30話、31話の感想・考察
ヘレイスの仲を深めつつ、次のサブキャラクターのイビエン令嬢を見つけ出そうとするルペルシャ。ヘレイスに関しては偶然、ヘレイス側が興味を持ってくれたからラッキーだったが、イビエンを見つけることに関しては、小説の知識をフルに使ってイビエンをおびき寄せるという方法に出る。
イビエンは他のサブキャラクターたちに比べれば悲劇的な結末を迎えるキャラではないが、有能ということで、ルペルシャは手中に収めたいという思いがあったようだ(事業を成功させて、使用人たちの老後の面倒を見たいらしい)。特に、ルペルシャはエマに対して絶対的な信頼を持っているので、彼女に恩返しをしたいという思いが見られる。
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