『悪女が恋に落ちた時』32話、33話の見どころ・ネタバレ
1.イビエンを採用することになる
商団経営者の最終面接が行われる日、ルペルシャの狙い通りイビエン令嬢も残っていた。ルペルシャの中ではイビエンを雇うことは決まっていたが、それでも一応、質問をする。
悪名高い皇女の下でなぜ働こうと思ったかルペルシャはイビエンに問う。イビエンは噂は噂として自分は信じないと自分の気持ちを伝える。その時点でルペルシャはイビエンの採用を決めてしまう。
その場ですぐに契約書を作るのだが、あまりにもイビエン側に有利な契約内容にイビエンは恐れ多いと思う。その分、働いて欲しいというルペルシャの回答にイビエンはやる気をみなぎらせるのであった。
ルペルシャの作戦は見事にハマり、小説のサブキャラクター・イビエン令嬢を手中に納める。女性であることは不利だと感じていたイビエンを採用し、しかも高待遇な契約書を作ることで、ルペルシャはイビエンの信頼を勝ち取ることに成功する。
イビエンに関しては、ヘレイスと違いすんなりと仲間にすることが出来た。この調子で、残るサブキャラクターたちを小説の悲劇から救っていきたいところである。
2.ジェインを助ける
イビエンを雇うことに成功したルペルシャは、次の救いたいサブキャラクター・ジェインを見つけようとする。ジェインは原作小説通りだとアリエルに救われて、メイドとなり、アリエルの代わりに毒を飲んで死んでしまうという結末を迎える。
ルペルシャはジェインを探すため外出していると、偶然、ジェインと出会う。ジェインはお金がなくこのままでは弟3人が家を追い出されると言う。元々、ジェインを助けるつもりだったルペルシャは、皇女の力を使い、家をジェインのものとして、しかも今後1年間、弟たちの身の回りの支援もすると言い出すのであった。
ルペルシャの目的はあくまでサブキャラクターたちの救済なので、ジェインが救ってくれた代わりにメイドとして働くと言い出しても、ルペルシャはそれを断る。なにより、ルペルシャは皇宮から離れるつもりなので、ジェインの面倒をずっと見ることはできない。
©Kakao piccoma Corp.:助けてくれた代わりに皇宮で働くというジェイン
ルペルシャは「ラビロフから逃げるために皇宮を離れる」と思って行動しているが、どうやらその行動が周りのユジンやカインには「死期を悟って身辺整理」をしているように見えるらしい。ある意味、このギャップがギャグ要素になっている。
『悪女が恋に落ちた時』32話、33話の感想・考察
ジェインを救えたことで、元々ルペルシャが救おうとしていたサブキャラたちとはほとんど出会ったことになる。残るは暗殺ギルド長でヘレイスの友人でもあるダニエルと出会うことができれば、当初の目的は達せられることとなる。
しかし、すでにヘレイスとの関係を築けているので、ダニエルと会うのは時間の問題かもしれない。