『悪女が恋に落ちた時』34話、35話の見どころ・ネタバレ
1.1年後に皇宮を去ることを言う
ジェインを助けたルペルシャは、その帰り道でカインから「1年後にいなくなるかのような発言をなぜしたのか」と質問される。
ルペルシャは、病気を知ってすぐに皇宮を去るつもりだったこと、しかしそれは皇帝の指示で1年後になったことをカインたちに隠さず伝える。
ルペルシャに魅了されていたカイン、ユジン、ヘイレスはその話を聞いて、少なからずショックを受けるのであった。
小説のサブキャラクターたちをほとんど助けることに成功したルペルシャは、徐々に自分の情報についても打ち明けだす。ルペルシャの目的はあくまで自分を含めサブキャラクターたちをラビロフ皇太子の毒牙から守ることである。
だが、ルペルシャが皇宮を去る予定だと知ってくれれば、カインたちはそれに協力してくれる可能性もある(理想は全員皇宮から連れて行く)。
2.ダニエルに繋がる情報
ヘレイスはカインとユジンにルペルシャが珍しい人間だと説明する。ヘレイスは今まで「余命僅かな人間」をたくさん見てきた経験があり、死ぬ直前に「恨み、嫉妬する」姿を見てきた。しかし、ルペルシャには未練が感じられないと言う。
ルペルシャは美男の上半身裸の夢を満足して目を覚ます。タラタラしているとラビロフ皇太子に殺されてしまうので、目標の1つであるダニエルの情報を集めようとする。
そんな中、ルペルシャがカインが前に読んでいた本を手に取る。そこには「大陸の10大ミステリー」について書かれており、人工精霊などに言及された項目がある。人工精霊で有名な国について調べるとそこにはダニエルと関わり深いロバイン王国の名前が出てくるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャの夢に出てくる上半身をはだけたユジン
ヘレイスを中心にめちゃくちゃ神妙かつ真面目な話をしているのだが、ルペルシャに未練が感じられないのは「そもそも病気の痛みを感じてないし、死なない」からである。そこのギャップのせいで真面目な話をしつつも、結果、ギャグになっている。
ラビロフ皇太子に対抗するためにダニエルの情報は早く手に入れておきたい。作品的にもダニエルが登場すれば、原作のキャラが全員揃うので物語が前進しだすだろう。
『悪女が恋に落ちた時』34話、35話の感想・考察
ジェインを助けたことで、あとはダニエルを残すのみとなる。ルペルシャは原作の知識があるので、状況的には有利だが、目標が「自分が助かりつつも、登場キャラを全員助ける」という難しいことに挑戦しているので、やることが複雑かつ大変だ。