『悪女が恋に落ちた時』36話、37話の見どころ・ネタバレ
1.ショックを受けるヘレイス
ルペルシャが「大陸の10大ミステリー」の本を自分の部屋に持って帰ろうとした道中、ユジン、カイン、ヘレイスの3人に出会う。しかし、突然イケメン3人で出会ったことでルペルシャはそのまま倒れてしまう。
カインは最初こそルペルシャを皇帝にするためにそばに居るだけだったが、一緒にいる過程で彼女に惹かれていたことを自覚する。ルペルシャが倒れ、目を覚まさない状況になってそれを強く感じることになる。
ヘレイスも同じで最初はいつも楽しそうだったルペルシャに惹かれて一緒に居たが、まさか彼女が重病で余命幾ばくもないことを知りショックを受けるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャの病気が不治の病だと知りショックを受けるエマ
ルペルシャは痛みも感じないし、死にもしないのだが病状自体は進んでいるので定期的にぶっ倒れる。これによって周りからむちゃくちゃ心配されるのだが、特に今回は酷かったようだ。エマやヘレイスを筆頭に彼女の病気が不治の病だと知ってショックを受ける。
吊り橋効果ではないが、不治の病に罹っているルペルシャと普段は天真爛漫のルペルシャのギャップ攻撃で周りのキャラはだいぶ魅了されている。ここまで周りがショックを受けるのを見ると、少し可哀想になってくる。
2.3日ぶりに目を覚ますルペルシャ
主人公の人格が夢の中でルペルシャと再会する。どうやら記憶の中でルペルシャの耳に囁くだけで出会えるらしい。記憶を全て取り戻すとルペルシャの体は主人公のモノになるのだが、そこで主人公は「では元のルペルシャの人格はどうなるのか?」と質問するが、それには答えてくれない。
主人公が目を覚ますと、そこにはアリンが居た。アンリはルペルシャが目を覚ましたのを確認するとすぐにメイド長のエマに連絡する。
カインの話ではルペルシャは3日間も寝ていたらしく、皆から大変心配される。皇帝も心配していたという話を聞いたルペルシャは、必要以上に目立ってラビロフ皇太子に目をつけられては困ると感じるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:みんなが暗い表情をしていて驚くルペルシャ
今後、主人公がどうなるかはルペルシャの元人格から説明されていたが、元人格がそのあとどうなるかは確かに言及されていなかった。実は主人公を騙していて最後に体を乗っ取り返すとも思えないので、このまま消えるつもりだろうか?
主人公は自分が重病にかかっているという自覚がないので、周りが暗い表情の理由が思いつかない。これによってお互いに反応がチグハグとなり、話自体は暗く神妙なのに俯瞰で見るとギャグのような展開になっている。
『悪女が恋に落ちた時』36話、37話の感想・考察
ルペルシャのことを心配しだしたのはエマやヘレイスだけではなく、皇帝も心配し始める。作中小説では主人公格のラビロフとアリエル以外はほとんど全てのキャラクターがルペルシャに魅了されている。
ラビロフまで引き付けてしまうと、殺害対象になってしまうので難しいところだ。または、ラビロフ自身さえ魅了し、小説とは全く違う展開にする可能性はある。