『悪女が恋に落ちた時』38話、39話の見どころ・ネタバレ
1.ラビロフに興味を示される
ルペルシャは体調を心配しているという皇帝に会いに行くために謁見室に移動する。なぜか、ユジン、カイン、ヘレイスもついてきて4人で移動することになる。
謁見室にルペルシャが入ると今までの対応と違い、体調を心配して椅子が用意されており、皇帝の口調も柔らかくなっていた。
ルペルシャはなるべく皇太子の注目を集めないように無害であることを皇帝にアピールする。しかし、すでにラビロフ皇太子はルペルシャに興味を示していることを皇帝から知らされるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:イケメンたちを引き連れて謁見室に移動するルペルシャ
前回の謁見の敵対的な感じとは反対に今回の皇帝は優しく対応する。今までの皇帝の心理描写でもルペルシャへの気持ちが変わっているので、それが態度として現れたのだろう。
ルペルシャの「ラビロフ皇太子と一切関わらない作戦」はもろくも崩れ去る。ラビロフから目をつけられたのは確定で、あとは原作同様に殺意を向けられるかどうかが分かれ目になってくる。
2.ラビロフと会うことが確定する
ルペルシャは皇帝の口からルペルシャの望みはラビロフに伝えたと教えられる。今後、ラビロフがルペルシャを訪ねてくるだろうと言われる。アリエル登場前にラビロフと出会うというのは想定外の展開となる。
皇帝はルペルシャの情報を息子のラビロフに提供しつつ、ルペルシャの力になるように命じるのだが、ラビロフはそんなつもりは一切なさそうだ。
落ち込む主人公は夢の中でルペルシャの人格に助けを求める。しかし、あまりにうるさい主人公にルペルシャは嫌気が差す。なので、記憶をしばらく蘇らないようにして一気に記憶を見せるという方式に変えられてしまう。その上で「記憶をすべて取り戻したら呼びなさい」と釘を刺されるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャと会うことが確定した皇太子ラビロフ
ルペルシャが皇位継承権を放棄して、ひっそりと暮らしたいという望みはラビロフに伝わっているはずだが、それでもなおルペルシャに興味があるということは、まだ「殺す」という選択肢が残っているということだろう。
ルペルシャの記憶を全て取り戻したら体は主人公のモノになるはずだが、その上で「記憶を全て取り戻したら呼びなさい」とはどういうことだろうか?体が主人公のモノになっても、ルペルシャの元人格を呼ぶ手段があるということか。
『悪女が恋に落ちた時』38話、39話の感想・考察
ラビロフに対抗するために、ダニエルというキャラの支援が欲しかったが、その前にラビロフと会うことになりそうだ。なんとか上手く立ち回って彼に殺されないようにするしかない。
しかし、作中小説では皇帝が健在でありながらラビロフ皇太子は他のキャラを殺しまくっているので、皇帝を意に介さない権力を持っていることがうかがえる。ルペルシャが仮に皇帝を味方にしても、関係なく暗殺してきそうだ。
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