ルペルシャ・ラム・トリエル(主人公)
©Kakao piccoma Corp.:ルペルシャ
本作の主人公。前世はかなり地味な見た目をしている。皇女ルペルシャが悪女で登場する小説を読了後、主人公は死んでしまうが、ルペルシャの体に転生する。
ルペルシャは小説では悪女として振る舞い続け、最後は牢屋に入れられ、拷問の末に死んでしまう。
魂をむしばむという不治の病に罹っている。しかし、主人公の魂がルペルシャの中に入ったので、体と魂が1つになれば病は治る(期間は約1年)。
ルペルシャの記憶を取り戻すごとに、血を吐くという症状に見舞われる(痛みはない)。
アリエル
作中小説ではヒロイン。純粋無垢なキャラクターで公爵令嬢でもある。小説内ではラビロフ皇太子と結ばれる。
ラビロフ
作中小説の主人公で皇太子でもある。小説内ではアリエルと結ばれる。執着心と独占欲が強く、皇位を継ぐこととアリエルの恋愛の障壁となるものは、殺してでも排除しようとする。
ユジン・デ・ボルタン
©Kakao piccoma Corp.:ユジン・デ・ボルタン
最も偉大な騎士の血筋であるマクナハン一族に認められた「自由騎士」。自由騎士の中でも一番の実力者。光属性の魔力を使うことができる。
皇室の支援を受ける代わりに、皇女宮の所属騎士として従事している。
ユジンは同等に張り合える相手を探しており、カイン・デ・アイリックに目をつけている。
小説ではアリエルを愛するあまり、悪女ルペルシャのスパイを自ら名乗りでるが、それがラビロフ皇太子の嫉妬を買って、殺されてしまう。
カイン・デ・アイリック
©Kakao piccoma Corp.:カイン・デ・アイリック
黒髪、黒い瞳を持つ美男子。爵位は公爵を持つ。皇宮では「影の騎士」とも呼ばれる。闇属性の魔力を使うことができる。
小説ではアリエルを守り抜くが、それがラビロフ皇太子の嫉妬を買って、腕一本と名誉を失う。
ヘレイス
©Kakao piccoma Corp.:情報ギルド長のヘレイス
情報ギルドの長。小説ではアリエルを愛しており、ラビロフ皇太子の罠だと知りつつも自らの命をかけてヒロインを守る。気に入った女性の泣き顔を見るのが趣味。
ダニエル
暗殺ギルド長でヘレイスの友人。小説ではラビロフとアリエルに最後の試練を与えて姿を消す。
帝国に侵略され滅亡した国の最後の王族であり、皇家に恨みを持つ。
ロックス
©Kakao piccoma Corp.:医者・ロックス
皇女宮にいる専属の医者。
リフリー
ロックスの同僚で薬草専門家の青年。ルペルシャに薬を処方している。
エマ
ルペルシャを世話するメイド長。小説では最後までルペルシャに仕えていたメイド。
アリン
©Kakao piccoma Corp.:リニ(左)、アリン(右)
転生直後、混乱していたルペルシャの世話をしてくれた専属のメイド。
リニ
転生直後、混乱していたルペルシャの世話をしてくれた専属のメイド。名のある一族の子どもだったが、不慮の事故で両親を失い、皇宮でメイドとして働くこととなる。
イビエン令嬢
©Kakao piccoma Corp.:イビエン令嬢
小説では会計業務の能力を買われて、ラビロフ皇太子の個人秘書となる。才能を認めてくれたラビロフに恋をするが、アリエルとラビロフの結婚後、田舎に姿をくらませてしまう。
ジェイン
©Kakao piccoma Corp.:ジェイン
小説ではアリエルに助けられてメイドとなるが、アリエルの代わりに毒を飲んで命を落とす。
皇帝
©Kakao piccoma Corp.:皇帝
帝国の皇帝。ルペルシャの父親。しかし、悪女のルペルシャのことを毛嫌いしている。
ラビロフの母親に当たる皇妃はすでに亡くなっている。
リシアン・バヌス
ルペルシャ皇女の母親。自分の一族を政界から追い出そうとしたことで、悪女と呼ばれる。結果として、娘のルペルシャも悪女だと偏見を持たれることとなる。
用語解説
ラファエリス
ルペルシャが罹っている不治の病。別名「天使の人形」。魂が病気になるのでどんな薬も効くことはない。
ラヌア検査
精密検査のこと。特殊な能力を持つ医者にのみ行える検査。ルペルシャの病気はこれでないと発見できない。
バヌス一族
帝国建国に助力した功臣の一族。ルペルシャの母方の一族である。しかし、ルペルシャの母親リシアン・バヌスのせいで今では政治的な力は失ってしまっている。
自由騎士の誓い
普通の騎士の誓いと違い、主君の命が尽きれば剣を手放すことになる重い意味を持つ誓い。
魔法の日記帳
主人と認識した人にしか開けられない日記帳。仮に、他の人が開けても内容は偽の日記が表示される。「ページをすべて埋めると日記の精霊に会える」という特殊な機能を持つ。