ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』7話、8話の見どころ・ネタバレ
1.フェステリオ家到着後、体調が悪くなる
前日、家族と口論になったカリナが旅に出る前に家族と最後の朝食を取ろうとする。両親からカリナの誕生日は延期されることを言い渡される。カリナは両親から謝罪の一言もないことに落胆し、旅に出る前に部屋に置き手紙を一行綴るだけで出発するのであった。
フェステリオ公爵家に来たカリナにミリアンは目的を聞こうとする。自分の死期が近いことを言いたくないカリナは言葉を濁す。ミリアンは2ヶ月かけて旅をしてきたカリナの意志は固いと理解し、カリナがここに住むことを許可する。
ミリアンは忙しい冬の時期はカリナに気を使うことはできないと断りを入れるが、カリナはこれ幸いと離れに住みたいと言うのであった。
カリナは自分の死期が近いことを知られたくないという思いと、迷惑をかけたくないという気持ちから離れに住みたいと思っているようだ(そちらの方が気が楽だというのもあるのだろう)。
ミリアンのことを思ってカリナはフェステリオ家に来たわけだが、彼に何かしてもらおうという思いはカリナにはないらしい。ある意味、カリナの目的はこの旅を完遂した時点で終わっているのかもしれない。
2.体調を気遣われるカリナ
薬をやめて3日経つと高熱が出るという医者の助言通り、カリナは熱が出始める。夜中に目を覚ましたカリナは、熱に対処するために水とタオルを厨房に取りに行こうとする。
しかし、フェステリオ家の離れに住み始めたカリナは場所がわからず迷ってしまう。そんなところに、カリナのことを気にして様子を見に来たミリアンと出会う。
カリナはなんとか体調の悪さを隠そうとするが、熱があることをミリアンに見破られ、離れではなく、屋敷に戻って休めと言われてしまうのであった。
©Kakao piccoma Corp.:体調の悪いカリナを屋敷に運ぶミリアン
最初こそ、カリナの訪問をめんどくさがり、強気に当たっていたミリアンだが、どうやら面倒見の良い性格のようだ。他人に任せるのではなく、自分自身で客人へ対処しないと気がすまないタイプなのかもしれない。
自分の病気のことを知られたくないのか、医者には絶対に診せないで欲しいというカリナ。しかし、このままだと早々に薬が切れてしまいそうだが、その時はどうするつもりなのだろうか?
ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』7話、8話の感想・考察
医者の忠告通り、カリナの体調は薬が切れると共に悪くなり始める。一応、残された少ない薬で徐々に身体を慣らしていくのだろうが、その後、薬無しで生活できるのかは疑問である。
カリナの病気についてバレるのは時間の問題のような気はする。娘に関心のない両親ならまだしも、客人として迎い入れたカリナの体調不良に気づかないというのは無さそうだ。