ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』13話、14話の見どころ・ネタバレ
1.カリナの病気のために皆が動き始める
カリナが「芸術病」だと知ったミリアンと医者マリアはそれぞれ治療のために動き始める。ミリアンには「フェリオール」という知人が居るらしく、その人物に向けて伝書鳩を飛ばす。
ミリアンはカリナの性格を見抜き、どれだけの間、我慢していたのか想像する。
©Kakao piccoma Corp.:カリナがどれだけ我慢してきたかを想像するミリアン
カリナがレオポルド家に居たときに世話になっていた医者もカリナのことが気になるらしく、単独で北部に行くという。診療所の留守をノクターンに任せて出発するのであった。
北部は芸術病が馴染みがないらしく、芸術病に対して何をしていいのかよくわかっていない。しかし、カリナが旅に出る前に世話になっていた医者が北部に向けて出発したので、少しは状況がよくなりそうだ。
あと、ミリアンが頼りにしている「フェリオール」という人物がどんな人なのか気になるところだ。マリアという医者がもう居るのでフェリオールが医者という可能性は低そうだ。何か魔術などの知識に長けた人物とかだろうか?
2.ノクターンがカリナの病気に勘づく
カリナの父親カーシスは、自分の机の上に並べられた肖像画を見て、カリナのだけ置いていないことに気づく。そこから思いを馳せ「この数年間1度も(カリナの部屋に)来られなかったので忘れたと思っていた」というカリナのセリフを思い出す。
カーシスはカリナの部屋で絵を発見し、そこに母親も現れる。両親はカリナはとっくに絵などやめていたと思っていたらしい。両親はいまだにカリナが出ていった理由がわからず、困惑していた。
アベリアの診療をしていたノクターンは、アベリアから異常なまでに絵のうまいカリナの話を聞いて、もしかしたらカリナが芸術病にかかっているのではないかと、勘付き始めるのであった。
カリナの両親は徐々にカリナのことを想い始めるのだが、それでもなぜ、家出するにいたったのか全くわかっていないようだ。これだけ自覚のない両親と和解することが可能なのかという疑問が尽きない。
ノクターンはカリナが芸術病にかかっているのでは?と思い始めたので、もしかしたらカリナの家族もカリナの病状を知る可能性が出てきた。
ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』13話、14話の感想・考察
カリナの病気を気にして、色々な人物が動き始める。カリナを元々診てくれていた医者が北部へ向けて移動し始めてくれたので「薬がなくなる」という問題は解決できるかもしれない。
しかし、カリナの家族がカリナの居場所を見つけるのは困難な状況になってきた。あるとすれば、ノクターンが「北部に旅した芸術病患者=カリナ」と気付き、北部ということはフェステリオ家に行ったに違いないという思考ルートを辿らないと気づけない。