ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』25話、26話の見どころ・ネタバレ
1.魔獣を召喚するカリナ
買い物中に倒れたカリナは、目を覚ますと屋敷のベッドの上にいた。カリナは倒れた原因は夜更かしをしていたからだと嘘をつくが、すぐにミリアンにバレてしまう。カリナのことを気遣ってくれるミリアンに、別れが辛くなるから「あまり優しくしないでもらえますか?」と言うのであった。
体調の戻ったカリナは、魔獣の絵を完成させる。そうすると絵の中から魔獣ヘルタが出てきておおごとになる。ミリアンは魔獣を倒そうとするが、カリナが止めに入る。どうやらカリナの描いた絵の魔獣ヘルタは温厚なようだ。
奇跡を使うことでカリナの寿命が縮むことは本人が一番理解していることだが、美術をやめられない気持ちとミリアンに役に立ちたいという思いが彼女に奇跡を使わせたようだ。
カリナが生み出した存在は、カリナと精神的につながっているおかげで、種族とは関係なく温厚な性格のようだ。
2.創造の奇跡の能力
カリナによって召喚された魔獣ヘルタはカリナと精神的に繋がっているのか、温厚で暴れる様子はない。カリナはミリアンの役に立ちたくて魔獣を召喚したようだ(訓練や魔獣の弱点を知ることができる)。
©Kakao piccoma Corp.:魔獣へルナに大人しくしているよう言うカリナ
フェリオール・カルロスが屋敷を訪問し、会話することになる。カリナが魔獣を召喚したことを聞いて、カリナは「創造の奇跡」が使えることを確信する。それと同時にカリナが死に向かっていることも察したようだ。
そして、フェリオールはレオポルド伯爵から受け取った手紙をカリナに渡すのであった。
ミリアンの友人であるフェリオールは「奇跡」について詳しいらしく、カリナの奇跡の内容についてもすぐに察しがつく。カリナの病状を治せるかは不明だが、力になってくれることは確かだろう。
奇跡の性質についてはよくわからないが、おそらく「強い奇跡=芸術病も重くなる」と考えるべきだろうか?「創造の奇跡」という強力な力を得る代わりに、命を代償にしている可能性はある。
ピッコマ『余命わずかの脇役令嬢』25話、26話の感想・考察
カリナが命を削って奇跡を使い、魔獣ヘルタを召喚する。このことで、カリナの奇跡が「創造」であると認定され、少しずつではあるが、カリナの芸術病への理解が深まっていく。
しかし、現状、芸術病への対策らしい対策がなく、このまま余命宣告どおりに命を枯らす可能性しか見えていない。今後、何か治療への光明が出てくるのか、それともこの調子で時が進んでいくのか気になるところだ。