『悪女は今日も楽しい』7話、8話の見どころ・ネタバレ
1.馬車のビジネスを考えるレイリン
馬車の乗り心地が悪く、馬車のビジネスについて考えるレイリン。しかし、小説の中のレイリンはことごとくビジネスでアイリスに負けているので、メイドのベッキーが心配するのであった。アイリスが主人公の世界なので、なるべくアイリスと関わりがないビジネス展開をしたいところである。
馬車に乗っていると「カシオンとアイリスが買い物をしている」ところを見かける。アイリスの主人公パワーなのか、レイリンが気に入るイケメン軍団と何かしら関わりを持っている。
その夜、レイリンこと小池奈々美は学生時代の夢を見る。どうやら、父親は飲んだくれで働いている様子もなく、しかも母親や奈々美に対して強く当たっていたようだ(なぜか息子には優しい男尊女卑な父親)。それに比べて、今の幸せさと言ったらないとして、奈々美は夢が覚めてほしくないと願うのであった。
2.ノニウェル地区でカシオンと出会う
あまりにも暇すぎるレイリンは、平民が多く住む地区のノニウェル地区へ観光を兼ねていくのであった。
毎度、馬車に揺られて気持ち悪くなっているレイリンだが、ベンチで休憩しているところに、カシオンが現れる。どうやら現地の治安部隊から応援があったので駆り出されたらしい。
©Kakao piccoma Corp.:ノニウェル地区で偶然、カシオンと出会うレイリン
平民出身であるカシオンがあちこちに駆り出されていると感じたレイリンは、カシオンをカンドミオン家に誘うのであった。しかし、カシオンは身に余るということで、この誘いを断ってしまう。
イケメン囲い込み作戦をさっそく始めるレイリンだったが、あまりにも直球すぎる誘いはカシオンからは断られてしまうのであった。しかし、その代わりにルーカスのことは釣れたみたいなので、次回以降どうなるか楽しみである。
『悪女は今日も楽しい』7話、8話の感想・考察
どうやら、奈々美はまだこの世界が「夢」だと思っているらしく、その夢が覚めないで欲しいと願っている。実際、あまりにも脈絡のない転生で小説の中に入っているので、本当に「夢オチ」の可能性はこの作品は残している。
カシオンについてはまだ釣れない感じだが、逆にルーカスについてはだいぶ好意を持たれているようだ。ルーカス側が行動に移してくれているので、最初に仲良くなるのはルーカスなのかもしれない。
情報ギルドと暗殺ギルド両方のマスターを仲間にできたら、だいぶ戦力になってくれそうなので仲良くなっておきたいところである。