『悪女は今日も楽しい』9話、10話の見どころ・ネタバレ
1.アイリスと待ち合わせをするルーカス
レイリンは偶然、ルーカスと出会うのだが、どうやらルーカスはアイリスと待ち合わせをしていたようだ。
何かとレイリンに対抗意識を燃やすアイリスに、絡まれると面倒だということで姿を隠すレイリン。
アイリスはルーカスからプレゼントされたドレスを返すのであった。レイリンからドレスについて図星を突かれたのでそれもあって、自分がずっと持っていても意味がないと思ったのだろう。
アイリスは多額の借金がある設定らしく、それを返却するために原作の小説でも色々とビジネスを成功させているらしい。
アイリスがレイリンのことを気に入っていない理由は、「彼女自身が稼いだ財産」でもなのに、傲慢な態度を取ることが我慢ならないのだろう。実際に、レイリンこと奈々美もそれは自覚しているようだ。
2.獣人族という存在
この世界には「獣人族」という種族がいるとのこと、だが数百年前に絶滅したと言われ、今ではごくごく少数の獣人だけが生き延びている。
しかも、獣人族は国からの保護対象でもないので、奴隷として売買されている。
ひどい扱いを受ける獣人に怒りを覚えたレイリンは、その立場とお金を利用して獣人を奴隷扱いする貴族に喧嘩を売るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:獣人にひどい仕打ちをする貴族に喧嘩を売るレイリン
思いのほか、ファンタジーな要素がある世界であった。レイリンも珍しい感じで見ていたので、転生前の奈々美はこの知識を知らなかった可能性がある。
レイリンが貴族をまくし立てるときに、レイリン自身の知識を使ってしゃべれていたので「奈々美の人格+レイリンの知識」という人間ができあがっているようだ。
『悪女は今日も楽しい』9話、10話の感想・考察
レイリンが色々とイケメン探し出しをするのだが、結局、この世界のイケメンは主人公のアイリスと知り合いのパターンが多いらしい。レイリンに対抗意識を燃やすアイリスの目を掻い潜りながら、イケメンたちとコミュニケーションを取らないといけないのは、大変だろう。
獣人族というファンタジーな要素がでてきたから、他にも魔法やそれに準ずるものがでてくるかもしれない。いまのところ、レイリンの問題解決手段は、地位の高さと莫大な資金によるところが大きい。