『悪女は今日も楽しい』13話、14話の見どころ・ネタバレ
1.父親と会うレイリン
父親に呼び出されたレイリンは、金遣いの荒さを怒られると思っていたが違ったようである。父親はかなりの親バカらしく、1週間レイリンと会えなかったことを寂しく思い、レイリンを呼び出したのだった。
父親は、レイリンの最近の金遣いの荒さについては「価値があるものにお金を使うなら許す」というスタンスのようだ。
レイリンはカンドミオン家訓の「苦労ばかりで金にならないことはするな」という言葉に従い、皇太子との婚約を破棄したいと申し出るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:皇太子との婚約破棄を宣言するレイリン
どうやらレイリンが自由気ままにできる背景には父親の親バカがあったようだ。妻も亡くしているようで、愛情を注ぐ相手が娘にしかいないのかもしれない。
皇太子との婚約破棄も父親に申し出れたので、今後、それが実現しそうである。皇太子側も堂々と浮気をしていたので、婚約破棄を断る理由はないだろう。
2.ハビエルの性格
奴隷から解放されて、安住の地を手に入れたハビエルから徐々に元々の性格が読み取れるようになってくる。
ハビエルの盲目的すぎる振る舞いを、レイリンはなんとか変えようとするのだが、ハビエルを救った唯一の人物ということで、なかなか考え方が大きくは変わらないのであった。
ハビエルは独占欲が強いのか、手をつなぐことをとがめたメイドを威嚇したり、ずっと一緒にいなくてもいいというレイリンの申し出を極度に悲しんだりしている。
あまりにも盲目的なハビエルは、今後、事件を起こしそうな怖さはある。
『悪女は今日も楽しい』13話、14話の感想・考察
レイリンからの「皇太子との婚約破棄」については、父親もどうも賛同していることがわかる。王族は金にならないということもあるが、家を継いで欲しいという思いも強そうである。
レイリンがその場の勢いで大金を散財したことだが、思いのほか好評のようで、父親からも評価されている。この好感度が上がっているうちに、父親もレイリンの新しい婿養子を見つけようと算段している。
このままレイリンの逆ハーレムが出来上がるのか、それとも誰か一人に決めるのかでこの作品のジャンルが変わってきそうである。