『悪女は今日も楽しい』15話、16話の見どころ・ネタバレ
1.ハビエルへの教育
レイリンがベッキーとパーティーに行く話をしていると、別の部屋からメイドの悲鳴が聞こえた。レイリンが顔を見せるとハビエルがメイドの腕を締め上げており、レイリンはハビエルにすぐにやめるよう命令する。
話を聞くと腕を締め上げた理由はハビエルがメイドに「頭を触られそうになった」からだと言う。奴隷時代が長かったハビエルは人間に頭を触られることにいい思い出がなく、とっさに相手を拘束してしまったようだ。
レイリン以外のことは目にもくれないハビエルに、レイリンは「自分以外の人間と仲良く出来ないのであれば一緒にはいれない」と教育するのであった。
©Kakao piccoma Corp.:レイリンから色々な常識を教えられるハビエル
前々からでていた、「レイリン以外を見ていないハビエル」が事件を起こしてしまう。危なく、公爵家の衛兵たちと争いになってしまうところを、レイリンが止めに入る。それだけ、レイリンはハビエルのことを信頼しているのだろう。
奴隷時代が長く、助けてくれたレイリンのことしか頭にないハビエルのことを徐々にレイリンが教育していき、周りとも馴染めるような人間に成長させている。確か、小池奈々美には「イケメンをイチから教育して自分好みに育てたい」という欲求があったはずだ。
2.またもやアイリス一派に絡まれるレイリン
バイカル侯爵夫人主催のティーパーティーに出席していたレイリンは、アイリスの友人であるユエランがふっかけてきた宝石話に反論をする。
そこで知識で上に立ったレイリンはユエランを言い負かすのだが、レイリンが以前言っていた「同じものを2度身につけるのは恥」ということをレイリン自身が実行できていないことを指摘される。
レイリンは「ムダな贅沢を煽っていた」と考えを変えて「そういう風潮を根絶する」と宣言するのであった。
レイリンはアイリスにやられっぱなしにならないために、考え方を柔軟に変えて対抗しようとする。意固地なままだと小説の内容と同じでレイリンが自滅していくパターンになってしまう。
しかし、レイリンが今までいじめていた関係上、必要以上に突っかかってくるのは致し方ないとは思っているようだ。今後、徐々に関係性を薄くしていき、お互い無関係でいようというのを目指したいところだ。
『悪女は今日も楽しい』15話、16話の感想・考察
問題だった、ハビエルの周りへの威嚇行為は今回の話で解決し、今後は周りの人間と馴染めていけそうである。
パーティーに出るごとにアイリスからちょっかいを出されるというのは、今後も続いていきそうだが、レイリンが相手にしなければ徐々にそれも減っていくだろう。
最後にルーカスも出てきたので、以前言っていたように「貴族の爵位」を手に入れたのかもしれない。