『悪女は今日も楽しい』17話、18話の見どころ・ネタバレ
1.ルーカスと再会を果たすレイリン
ルーカスは以前、言っていたように爵位(子爵)を手に入れて貴族のパーティーに潜入し、レイリンと会うことに成功する。
©Kakao piccoma Corp.:爵位を手に入れてレイリンに会うことに成功するルーカス
ルーカスはアイリスのことを「怪しい者」と言い、レイリンに何か話したいようである。そこでは話せない内容らしく、後日、ルーカスと会う約束をするレイリン。
パーティーから帰宅したレイリンは、みんな喧嘩を売ってくる、この環境に嫌気が差し、いっそのことアイリスとフレードリヒ皇太子を徹底的に潰してしまおうと考えるのであった。
ルーカスは何かアイリスについて情報を持っているらしく、今後、その情報が聞けそうである。その情報を元に、今度ある「チャンスの場」とやらで、アイリスに恥をかかせるということが可能かもしれない。
今までのレイリンの行動の結果とは言え、色々な人間に喧嘩を売られたり、陰口を言われたりするのは疲れるので、レイリンは環境を変えるために行動をしよう思っているようだ。
2.ルーカスに会いに行くレイリン
ルーカスに誘われたレイリンは、誘いに乗って後日、ルーカスに会いに行く。
ルーカスの聞きたいことはアイリスのことであり、レイリンはアイリスのことをどう思っているのか?と切り出す。
レイリンとしては「犬猿の仲」と答えつつも、心の内を見せようとしないルーカスの立ち回りにそれ以上は答えないのであった。
ルーカスとしては「ローズマリーの服を盗んだ」のは、アイリスに上手く利用されたのでは?と思っており、アイリスがどんな人間か、レイリンから聞き出したかったのかもしれない。
対するレイリンもルーカスがまだアイリスに惚れているのか知りたいので、心の内を探ろうとしていた。小説ではルーカスがアイリスの味方をしていたので、いまだに恋心があるのでは?と疑っていた。
ルーカスとしては、アイリスに肩入れする理由を失ったらしく、今は中立の立場のようである。むしろ、今はレイリンの方に興味があるようだ。
『悪女は今日も楽しい』17話、18話の感想・考察
今回、アイリスの味方であったルーカスを引き剥がせたのが成果と言えるだろう。
ルーカスはレイリンと出会ってから「自分はアイリスに利用されていたのでは?」と感じ始めており、今回の話を通じてアイリスの肩を持つのはやめたようだ。
ルーカスはアイリスの情報をすべてレイリンに話してはいないので、完全に仲間になったということではないが、少なくとも中立な立場にすることは出来ただろう。