『悪女は今日も楽しい』21話、22話の見どころ・ネタバレ
1.ハビエルと一緒に買い物に行く
レイリンはハビエルにチョーカーをプレゼントした。ハビエルは喜んでくれたのだが、レイリンの中では納得がいっておらず、次は一緒に買い物に行って、ハビエル自身にプレゼントを選んでもらおうとする。
ハビエルと一緒に買い物に出かけたレイリンだったが、店先で入店を拒まれてしまう。獣人のハビエルは危険だとして、リードを着けるようにと店員から言われる。
相手の言い分もわかるレイリンだったが、ここは引けないということで、カンドミオン家の威光を盾に入店するのであった。
実際、ハビエルはカンドミオン家で一度、メイドの腕を締め上げるということをしているので、ちゃんと常識を教えてあげないと、有り余る力で人間に危害を加えてしまう可能性がある。
しかし、レイリンとしてはハビエルに教育し、暴力を振るう子ではないと確信を得ているので、ハビエルの名誉のために店側からの提案を拒否して店に入ることを決定した。この世界では、獣人族に対して差別意識があるのが表現されたシーンであった。
2.ハビエルのために散財するレイリン
ハビエルに店の商品を全部見せて、何か気に入ったものがないか聞き出す。どうやら、ハビエルはピンク色の宝石が気に入っているようで、レイリンは片っ端からハビエルのためにピンク色の商品を買っていく。
©Kakao piccoma Corp.:ハビエルが欲しがるものを全部買っていくレイリン
それ以外にも、前のパーティーで話題になったタンザナイトの宝石をハビエルとお揃いで購入するのであった。
レイリンが、現在、唯一自由にできるイケメンだけあって、ハビエルへの散財がとんでもないことになっている。ハビエル自身も少し遠慮がちになっていたが、レイリンが後押しした結果、大量のアクセサリーを買い込むこととなった。
これとは別に、裏でアイリスが暗躍している様子がうかがえたので、次にアイリスと対峙するのは「建国記念日」だというのが予想できる。
『悪女は今日も楽しい』21話、22話の感想・考察
今回は、ハビエルのために買い物をするという回であった。カンドミオン家という後ろ盾があっても、獣人族への差別意識は薄れることはないというのがわかった。レイリンがゴリ押ししたから入店できたものの、本来なら難しかったと思われる。
レイリンが散財したおかげで、ハビエルが上客ということは示せたが、どうしてもカンドミオン家の後ろ盾ありきのものになってしまっている。