『悪女は今日も楽しい』23話、24話の見どころ・ネタバレ
1.皇太子がカンドミオン家を訪問する
レイリンがハビエルと遊んでいると、連絡もなしにフレードリヒ皇太子が訪問してくる。連絡なしの非常識なフレードリヒの訪問に、怒ったレイリンは、フレードリヒを追い返そうとする。
しかし、彼女の中の小説の記憶が蘇り、この訪問は利用できると踏んだレイリンは、考えを変えてフレードリヒの訪問を許す。
仮にも婚約関係にあるふたりであるが、会話は常に喧嘩腰で仲を修正しようという思いは一切ないのであった。
おそらく、前回終わりのアイリスの差し金でフレードリヒがレイリンの家に来たのだと思われる(建国記念日のパーティーで一緒に参列はしないとかいう話だろうか?)。
レイリンはこの訪問のことを知っていて、それを利用するつもりらしい。相手の意見に乗って、何か罠にはめるつもりだろうか?
2.建国記念日のパーティーには同行できないと言う皇太子
フレードリヒ皇太子がレイリンに会いに来た理由は「建国記念日のパーティーでは同行できない」ということを伝えるためであった。
レイリンはもはや皇太子に興味はなく、しかもこの話は予想ができていたので即座にそれを了承する。皇太子としてはレイリンが泣いてすがりついてくると思っていただけに、予想外だったようだ。
©Kakao piccoma Corp.:話がさっさと終えて、フレードリヒ皇太子を追い出そうとするレイリン
話は終わりとばかりにレイリンは席を立つのだが、皇太子はその態度が気に入らないらしく、レイリンを力で脅す。しかし、そこに護衛が入り皇太子の横暴はとがめられて、帰宅を余儀なくされるのであった。
フレードリヒはアイリスの差し金で来たことがわかる。アイリスとしては、皇太子の力を使ってレイリンの鼻を折ってやろうという目的だっただろうが、すでにレイリンは皇太子に対して恋心は持っていないので悔しがる様子は一切ない。
レイリンの立場はかなり高く、現状、皇太子と同等かそれ以上の地位に居るらしい。皇太子がやたらとレイリンに強く当たるのも、自分より目上の立場の人間が気に入らないという思いが強いからだとわかる(逆にアイリスは明確に下の立場なので優しく接している)。
『悪女は今日も楽しい』23話、24話の感想・考察
皇太子がレイリンに厳しく当たる理由として「皇太子よりも地位が高いから」というのが明かされた。どうやら思った以上にプライドが高いらしく、地位が高く傲慢なレイリンのことが許せないようだ。
対するレイリンももはや皇太子のことは好きでも何でもないので、強気な態度にでる。何やら、建国記念日のパーティーで皇太子とアイリスを罠に嵌める算段があるらしいので、楽しみである。