『悪女は今日も楽しい』25話、26話の見どころ・ネタバレ
1.建国記念日パーティーに向けてバチバチのふたり
レイリンはローズマリーの店に入って、盗まれたドレスについて聞く。盗まれたドレスの話をしつつ、ローズマリーに釘を刺して、アイリスの生地ビジネスを邪魔をするのが目的のようだ。
すべてを手に入れられるカンドミオン家に生まれたレイリンとフレードリヒ皇太子を手に入れたアイリスとで、お互いの威嚇が始まる。
©Kakao piccoma Corp.:お互い牽制し合うレイリンとアイリス
アイリスは建国記念日のパーティーでレイリンに恥をかかせるのが目的であり、レイリンはそのことを知った上でアイリスたちを罠にはめようとするのであった。
レイリンは、ローズマリーのドレスを盗まれた報復として、アイリスの生地ビジネスの邪魔をする。しかも、突っかかってくるアイリスに対して、自分がどれだけ強大な存在なのかを見せつけているようだった。
アイリスもレイリンの最愛の人を奪ったと思っているので、強気に出ており、次のパーティーではそれを見せつける気満々である。本来、このふたりはもうライバル視しあう必要性はないのだが、レイリンがまだ皇太子のことを好きだと思っている限り、この対立関係は続きそうである。
2.建国記念日のパーティーに向けての準備
フレードリヒ皇太子の傲慢さ、アイリスの挑発、そしてハビエルを奴隷扱いしていた高利貸しの貴族の存在にレイリンは頭を悩ませる。
ハビエルを奴隷扱いしていた貴族の悪行を何かしらとがめたいのだが、レイリンはその手法がなかなか思いつかない。
建国記念日のパーティーの日が来て、皇太子とアイリスと戦うため気合を入れるレイリンだったが、パーティーに一緒に行けないハビエルは落ち込むのであった。
現在、レイリンがギャフンと言わせたい対象が3人おり、「皇太子とアリエル」そして「ハビエルを奴隷扱いした貴族」のようだ。
その手始めとして建国記念日のパーティーで皇太子とアリエルのふたりに恥をかかせようとしている。やり方はわからないが、何か皇太子が非礼なことをしていると大衆の面前で指摘するのかもしれない。
『悪女は今日も楽しい』25話、26話の感想・考察
レイリン、そしてアイリスが建国記念日のパーティーに向けて、お互いに恥をかかせようと作戦を立てているようだ。
レイリンは小説でこの後の展開を知っており、しかも皇太子に対して恋心はもうないので、有利な状況と言えよう。
レイリンのことを思い、どこにでもついて行こうとするハビエルだったが、さすがに招待制の建国記念日のパーティーには連れていけないということで留守番となる。貴族だけが出入りできる場所でのイケメンキャラはカシオン卿や爵位を買ったルーカスの出番となるだろう。