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ピッコマ『悪女は今日も楽しい』29話、30話感想・ネタバレ:転生したアイリスの物語

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目次

『悪女は今日も楽しい』29話、30話の見どころ・ネタバレ

1.ルーカスと話をするレイリン

レイリンの父親は皇太子の行いに、かなり頭にきているらしくすぐにでも婚約破棄したいと言う。皇帝陛下に話を通しに行く父親に対し、レイリンはこのまま帰ってもいいのだが、アイリスへの嫌がらせのためにパーティーには残る判断をする。

ひとりバルコニーにでたたずむレイリンの元に、ルーカスが現れる。ルーカスは単純にレイリンの顔を見るためだけに来たらしいが、レイリンは「婚約者に浮気を見せつけられたこと」に同情して来てくれたと思ったようだ。

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©Kakao piccoma Corp.:ひとりバルコニーにいたレイリンに前にルーカスが現れる

レイリンの中ではまだ、ルーカスの中にアイリスへの恋心が残っていると思っているらしいが、ルーカスの気持ちはすでにレイリンに向いている。

元々、婚約破棄には前向きだったレイリンの父親だったが、実際に行動に移り始める。皇太子との婚約破棄には、皇帝陛下の許しは必須のはずだろうから、その部分を父親がやってくれるというのは心強い。

2.何も反撃してこなかったアイリスをいぶかしがるレイリン

レイリンの反撃に何もしてこなかったアイリスと皇太子のことを不思議に思うレイリン。ここで初めての情報と思われる「そもそもこの小説は転生したアイリスの物語」というのが明かされる。

アイリスは一度人生を終えて2ループ目という認識でいいのだろうか?だからこそ、アイリスは前世の記憶でレイリンが何もしてこないと思っていたので、反撃をしてきて驚いたということだろうか?

しかも、今回、原作の小説に「どんでん返し」というタグがあったことが匂わされた。おそらく、伏線と捉えるべきだろうが、なんのどの部分に「どんでん返し」が起こるのか予想が出来ない。主人公の小池奈々美も小説を最後まできっちり読んだわけではないので、終盤の展開は知らない。

だが、アイリスに前世の記憶があるとしたら途中で「レイリンの様子がおかしい」ことに気づく可能性はある。今後の展開が楽しみになるような情報であった。

『悪女は今日も楽しい』29話、30話の感想・考察

今回、重要な情報として「アイリスに前世の記憶がある」というものが出てきた。つまり、この作品には「前世の記憶があるアイリス」と「小説を読んだ記憶のあるレイリン(小池奈々美)」のふたりがいることになる。

アイリスも前世と展開があまりにも違えば、さすがにレイリンの違和感に気付けるかもしれない。

「どんでん返し」というタグがアイリス側に効いてくるか、レイリン側に効いてくるのかは読めないので楽しみな要素である。

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