『悪女は今日も楽しい』31話の見どころ・ネタバレ
1.レイリンに惚れてしまったルーカス
レイリンにベタぼれ状態になったルーカスは、レイリンのことを調べていたことを思い出す。
レイリンの悪行は社交界にも轟いていたらしく、ルーカスはその情報を入手する。レイリンは貴族に対してあたりが強いのだから、当然、平民にはもっと悪態をつくと思っていた。
しかし、蓋を開けてみると身分の低い獣人族を助けるなど、ルーカスの予想とは違ったレイリン像を見ることとなり、ルーカスはそのギャップで一気にレイリンに惚れてしまうのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ルーカスはギャップのあるレイリンの姿に惚れてしまう
ハビエルはレイリンに助けられた瞬間から、レイリンにぞっこんだったが、ルーカスは今回のパーティーをきっかけにベタぼれ状態になる(自分の恋心に気づいてしまった形)。
レイリンは期せずして、二人目のイケメンを落としたこととなった。
2.皇帝から呼び出されるフレードリヒ
カンドミオン家当主の話を聞いたカイワン帝国の皇帝エドウィン・カーン・シャルレオズはフレードリヒ皇太子を呼び出す。帝国を支え、婚約者でもあるカンドミオン家の令嬢に対して非礼な態度をとったフレードリヒに皇帝のエドウィンは怒りをあらわにする。
フレードリヒはなぜ、皇室が公爵家に顔色をうかがうようなことをしないといけないのかと言い返す。しかし、帝国の礎を築いたのは公爵の両家であり、力を持っていながら皇室に忠義を誓った両家には敬意を持って接するべきだと皇帝は言う。
しかも、フレードリヒが皇太子になれたのは、カンドミオン家の令嬢と婚約したからであると皇帝から釘を刺される。あくまでフレードリヒの今の地位はカンドミオン家あってのものであるのだと言い聞かせるのであった。
フレードリヒは自分は皇太子であり、公爵令嬢であるレイリンよりも立場が上だと思っていたようだが、皇帝からはそれは違うと面と向かって言われる。あくまで今の立場はカンドミオン家あってのものであり、そうでなければフレードリヒは皇太子になれなかったことがわかる。
しかし、カンドミオン家は婚約破棄をするつもりなので、もしかしたら皇太子が今の立場を失う可能性がある。だが、曲がりなりにも小説の男主人公がそこまで落ちぶれることがあるのだろうか?
『悪女は今日も楽しい』31話の感想・考察
前からレイリンに興味や好意を示していたルーカスだが、今回のパーティーで完全に惚れてしまった。今後、今まで以上にルーカスからレイリンへのアプローチが多くなると思われる。
まだ、落ちていないイケメンキャラはカシオンだけなので、次の攻略対象はカシオンになりそうである。
前回、レイリンに対して無礼な態度をとったフレードリヒはしっかりと皇帝からお叱りと警告を受けることとなった。これ以上の公爵家への横暴な態度は、最悪フレードリヒの今の立場を失いかねない。