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アニメ『東京24区』4話感想:ランの才能によって救われた者と心折られた者

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目次

『東京24区』4話のあらすじ

オリジナルTVアニメ「東京24区」次回予告|第4話「鈍色の街」

『東京24区』4話の見どころ

1.カルネアデスの存在

東京24区をジャックした「カルネアデス」は、おそらくRGBに仕掛けられた「トロッコ問題」について知っている。

知っているというか、トロッコ問題を出した張本人の可能性すらある。自分の予想では「カルネアデス=黒葛川」であるが、そうだとしたら今の地位を失うリスクを犯して、これだけのことをする理由がわからない。

ハザードキャストに死んだはずの翠堂アスミの意識が入り込んでいるとするならば、それを翠堂豪理が了承したのか、それとも全く知らされていないのかが気になるところだ。

2.ドラッグDの蔓延

ドラッグDという正体不明のドラッグが、シャンティータウンで蔓延しており、そのせいで、その地区の犯罪率も急激に増加している。

ドラッグが蔓延するスピードも急激らしく、誰かが組織的に配っているとしか思えない。翠堂豪理は早くシャンティータウンを区画整理して、カジノ建設をしたという思惑があるので、裏で手を回している可能性はある。

ドラッグDがまったく証拠が残らないものらしいので、電子ドラッグ的なものだと予想できる。それなら、一気に蔓延した理由とも合致する。

3.朱城ランが絵を描く理由

朱城ランが絵を描く理由は「アートで世界を変える」ためである。

システムや数字によって、支配された世界は、「今ある常識」をより強固にしていくためのものだとランは思っており、それを「人の心を変える」ことによって、なんとか対抗しようとしている。その手段が「アート」ということである。

実際に、今回は白樺先生のアートを描いて、ランは白樺梢の心を救っている。

しかし、皮肉にもそのランの溢れんばかりの才能が、クナイを凶行に走らせることとなる。クナイ自身は、ドラッグDはやっていないのか、そこらへんが不明瞭である。クナイの気持ちだけでテロをしようとしているのか、ドラッグDを実はしていて、その後押しの結果なのか?

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©Team24/東京24区プロジェクト:爆破テロを企てるクナイ

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『東京24区』4話の感想・考察

今回は、白樺先生の死後、それぞれのキャラクターがどのように行動しているかが描かれた回であった。

主なテーマとしては、ランが白樺先生をアートとして描き、それに見せられた白樺梢が前向きに行動するようになるというものであった。

それ以外にも、シュウタの「トロッコ問題に及び腰だった心」が、踏ん切りがついて向き合おうという風に変わっている。RGBがちゃんと話し合って、行動すれば、前のような悲劇は起こらないはずだという信念が感じられた。

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