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U-NEXTで『トモダチゲーム』2話感想・ネタバレ:志法と天智の過去

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目次

『トモダチゲーム』2話の見どころ・ネタバレ

1.突然、話し出す片切友一

最後のコックリさんゲームが始まる前に、片切友一は借金額が2倍になる覚悟で話し出す。友一は「ルールが変更し、借金が一番少ないやつが借金全額を負う」というハッタリを言う。

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© 山口ミコト・佐藤友生・講談社/「トモダチゲーム」製作委員会:ハッタリで裏切り者にプレッシャーを掛ける片切友一

これによって友一は借金額が少ない裏切り者に「はい」と選択させる状況を作り出す。声も出せず、友一の話が嘘か本当かわからない状況でコックリさんゲームが始まり、結果として全員が「はい」を選んでゲームクリアとなる。

表向きはみんな信頼しあっているかのように振る舞うが、みんなが自称した借金額を友一は信じる気になれないでいた。

友一の機転が効いて、コックリさんゲームをクリアすることに成功する。運営も友一のことを評価していたが、たしかに「普通の高校生ではない」凄みがある。友一の過去回想に出てくる、謎の育ての親に鍛えられたとかがあるのだろうか?

裏切り者の行動を抑制してゲームクリアはしたが、誰が裏切り者かはわかっていない。これがわからない限り、足の引っ張り合いは止まらず、また疑心暗鬼の渦に巻き込まれるだろう。

2.陰口すごろく

次のゲームは「陰口すごろく」でお互い陰口を紙に書いて発表し、より悪い陰口を書かれた人物がより多く進めるというルールだ。普通のすごろくと違うのは、一番最初にゴールした人が一番借金額的に負けを見るというところだろう。

全員、陰口を書かずに白紙でゲームを進めれば誰かを陥れずに済むというルールだったが、結局、誰かが陰口を書いてしまい沢良宜志法が先に進むことになってしまうのであった。

前回のコックリさんゲーム同様、お互いを信頼して行動すれば誰も蹴落とさずにクリアできるルールが提示される。しかし、そうならないように運営が誰かが裏切るようにゲームを作っている。運営は、友達を信頼するよう「トモダチゲーム」と銘打っているが、本当のところは友情を崩壊させるためだけにゲームを作り込んでいる。

カイジの兵藤和尊のような趣味の人間が後ろにいない限り、こんな悪趣味なゲームはなかなか思いつきそうもない。

3.志法と天智の過去

志法への陰口「志法は友一のことが好き」という内容から一気に友情が崩れ始める。新情報として、志法と天智は幼なじみであり、しかも両親の意向で許嫁だった期間があることが判明する。

天智は許嫁が解消された今でも志法のことが好きであり、志法に軽率にアプローチする四部誠ことに苛立ちを募らせていたらしい。

しかも、心木ゆとりも友一に対して気があったらしく、男性陣だけでなく、女性陣同士でも関係がギクシャクし始めるのであった。

最初のゲームは単純な借金額での裏切りがあったわけだが、今回は色恋沙汰でのギクシャクが加わり、誰がどういう理由で裏切っているのかがわかりづらくなっている。

さらに、志法と天智の新情報が加わり、お互い友人ではあったがかなり隠し事をしているのではないかと予想ができてしまう。主人公の友一自身も過去に何かしらの闇を抱えていそうなので、それに匹敵する隠し事を他のメンバーもしている可能性はある。

『トモダチゲーム』2話の感想・考察

主人公の片切友一の「トモダチゲーム」への適性の高さがうかがえる。彼は追い詰められると、この騙し合いのゲームを切り抜けれるような才能を表に出すらしい。

友一が志法のことを怪しいと言っていたが、それは自分も第1話で感じていたことである。トモダチゲームの参加を促したのは志法であるし、友一の言うように正義感の強い志法がお金を盗んだことを放置するとは思えない。一応、自己申告で志法の借金が2倍になっていると言っているが、あくまで自己申告なので信頼性は低い(裏切り者のいる状況下で自己申告を無条件で信頼する訳にはいかない)。

この作品は動画配信サービス「」を使って視聴し、感想を書いています。

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前回記事:『トモダチゲーム』1話感想・ネタバレ:疑心暗鬼になる借金返済ゲーム

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