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アニメ『ウマ娘 ROAD TO THE TOP』1話ネタバレ:3人目の強者の出現

アニメ『ウマ娘 3期 ROAD TO THE TOP』1話ネタバレ:3人目の強者の出現
目次

アニメ『ウマ娘 ROAD TO THE TOP』1話の見どころ・ネタバレ

1.主人公ナリタトップロード

このアニメの原作はスマートフォン向けのゲーム。だが、ゲーム側でのシナリオを踏襲しているわけではないのでオリジナルストーリーと言っていいだろう。自分は1期、2期は視聴済み、ゲーム側のメインストーリーも見ている。

視点は主人公のナリタトップロードが弥生賞に出場するところから始まる。最大のライバルは一番人気のアドマイヤベガ。しかし、その前評判を覆す形でナリタトップロードが1着でゴールする。

ナリタトップロードは弥生賞で勝利した余韻もつかの間、すぐに練習を始める。彼女の次なる目標はクラシックレースの『皐月賞』であり、三冠を目指すことでトレーナーとの夢である『頂点に立つ』ことを実現しようとするのであった。

アニメ『ウマ娘 3期 ROAD TO THE TOP』1話:ナリタトップロード
© Cygames, Inc.:弥生賞で勝利し、みんなに手を振るナリタトップロード

ウマ娘3期はナリタトップロードを主役とした作品となる。年代的には1999年で、ウマ娘1期のスペシャルウィークの世代が1998年だったのでその1年後の世代になる。ちなみに2期のトウカイテイオーは1991年の世代となる。

最強世代のスペシャルウィークたちと比較される世代だろうから、そことの戦いや描写がどう描かれるのかは楽しみである。ゲーム中だと更に1年後の『エアシャカール』の世代が弱い世代として表現されていたが、アニメではどうなるのだろうか。

2.三者三様の勝ちたい理由

皐月賞で勝利を渇望するウマ娘は3人いた。一人は『ナリタトップロード』であり、トレーナーから才能を見いだされて頂点を目指そうとしている。しかも、色々な人たちから頼られ、応援される立場でもある。

二人目はこの世代では一番人気を誇る『アドマイヤベガ』。彼女はこの世に生を受けることがなかった妹のためにも、レースで勝利を掴もうとしていた。

最後は『テイエムオペラオー』。彼女は怪我がありスタートが遅れたが、強行スケジュール、そして次々と結果を出すことで皐月賞へ出場できるようになる。自分こそが舞台の主役であり、それを証明するために皐月賞で勝利しようとしている。

アニメ『ウマ娘 3期 ROAD TO THE TOP』1話:アドマイヤベガ
© Cygames, Inc.:生まれてこなかった妹のためにも勝利を掴もうとするアドマイヤベガ

三者三様の勝ちたい理由がなされる。アドマイヤベガについては明言はされていないが、双子の妹がおり生まれることなく死んでしまったとされている。実際の競走馬のアドマイヤベガも双子だったが、体が発達しづらくなるという理由で減胎処置されたという背景がある。

ナリタトップロードはクラス委員長らしくみんなから慕われている描写がなされている。実際の『競走馬としての人気』は置いておいて、アニメ中で応援されている度ではナリタトップロードがNo.1のようだ。

3.1999年皐月賞

そして、皐月賞の日がやってくる。天気はあいにくの雨である。ナリタトップロードとアドマイヤベガがお互いをライバル視していたが、そこにテイエムオペラオーが割って入ることで三すくみの様相になる。

レースがスタートするとトップロードとアドマイヤベガは中段で様子を見る。トップロードは前に行こうとするもコースが塞がれ前に行けない、強引に行くのは体力を使ってしまい不利になると判断する。

最終コーナーでトップロードとアドマイヤベガが仕掛けるが、アドマイヤベガは途中で失速。トップロードはそのまま末脚を見せて差そうとするが、さらに大外からテイエムオペラオーが現れてギリギリで一着を勝ち取るのであった。

アニメ『ウマ娘 3期 ROAD TO THE TOP』1話:テイエムオペラオー
© Cygames, Inc.:前評判を覆し皐月賞で勝利するテイエムオペラオー

皐月賞はナリタトップロードとアドマイヤベガの2強と思われていたが、実際に勝利したのは5番人気のテイエムオペラオーであった。アドマイヤベガは6着、ナリタトップロードも僅差とはいえ3着に終わっている。

頂点を目指しているキャラクターが早々に目標レースに破れてしまうあたりが、史実を元にしているからであり、残酷な競争競技だとも言える。かくして、この世代はテイエムオペラオーを含めた3強ということになる。

アニメ『ウマ娘 ROAD TO THE TOP』1話の感想・考察。

見ていて思ったのはナリタトップロードの主人公らしさである。明るい性格でみんなから頼られ、敗北してもすぐに前を向こうとする。ライバルのアドマイヤベガとも握手しようとしたりと、真っ直ぐな性格なのがうかがえた。

逆に意外だったのはテイエムオペラオーで、ゲーム中ではまさに自分の世界に浸ってスタンスを崩さないキャラなのだが、アニメ中では皐月賞を前にして不安になったり、焦る様子が描かれていた。レース中の必死な形相や、レース後の応援に驚くさまなど、今まで見たことのない一面が見れたと思う。

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