『接近不可レディー』6話、7話の見どころ・ネタバレ
1.ヒリスの1度目の人生
ヒリスは、1度目の人生から異能を開花させていた。しかし、当時のヒリスは気が弱かったので、リカルドの異能を奪ってしまったと後ろめたく思っていた。
父親・ディエゴもそれを心良く思っていなく、ヒリスに辛く当たるのであった。能力は譲渡できないので、ディエゴは仕方なくリカルドが異能を開花させたと嘘をついて、ヒリスに影武者をさせるのであった。
1度目のヒリスの人生にトドメを刺したのが、リカルドというのも悲しいものである。おそらく、7度の死のうち、ほとんどがリカルドのせいなのかもしれない。
愛する妻の死、異能の開花をリカルドから奪うということをしたヒリスは、より家族から冷たく扱われるのであった。(全部、ヒリスのせいではないのだが)
2.クリスティアンとの出会い
イノアデン家で自由に振る舞っていたヒリスの前に、ガブリエルが現れる。
ガブリエルは善意(罠に嵌める)ために、ペンダントをヒリスにつけようとするのだが、ヒリスはガブリエルの性格の悪さを知っていたので、異能を使ってそれを回避する。
©Kakao piccoma Corp.:無邪気ながらもヒリスを嵌めようとするガブリエル
そこにクリスティアンが現れて、実際に異能が開花しているヒリスを目撃する。ヒリスに強い興味を抱いたクリスティアンは、ヒリスに好意的に接するのであった。
しかし、ヒリスは前世の記憶からなのか、クリスティアンからの接触を拒否する。(前世ではパルベノン家に誘われていたらしいが、そこで問題があったのだろうか?)
クリスティアン自身も、ヒリスが異能を覚醒した今、ガブリエルは用済みと斬り捨てているので、冷徹な性格の持ち主なのかもしれない。
『接近不可レディー』6話、7話の感想・考察
新キャラクターのクリスティアン・パルベノンが現れる。話は、イノアデン家だけではなく、徐々に広がりを見せつつある。
ヒリスとしても、家の中には敵だらけなので、それ以外の勢力と人脈を築きたいだろう。
だが、せっかく手を差し伸べてくれそうなクリスティアンからの申し出も拒否するヒリス。前世の記憶から、味方にはなりえないと経験しているのだろう。
ガブリエルの性格の悪さも見えはじめて、イノアデン家の終わってる具合が引き立ち始めている。
しかし、3階から飛び降りてヒリスが助かったのなら、イノアデン家ではヒリスの「奇行」が目立つのではなく、「異能が開花した」噂のほうが目立ちそうなのだが、そんな感じではなかった。ディエゴあたりが、まだ認めていないのだろうか?