『接近不可レディー』21話、22話の見どころ・ネタバレ
1.四季の森へ行きたいヒリス
マゴ・カリキアを救ってくれたヒリスに対して、何かお礼がしたいというビオレッタ。
ヒリスは「四季の森」に行くために、カリキア家の当主に同行してもらいたいと申し出る。しかし、カリキア家当主は体調が優れないらしく、一緒に行くのは難しいという。
計算が狂ったヒリスであったが、そこへベルゼット家の当主、アクシオンが四季の森への同行を名乗りでるのであった。
ヒリスの優先すべき目的は「四季の森」へ行くことであり、それができるのなら手段を選ばないとして、アクシオンからの申し出を受けるのであった。
当初の予定とは違い、アクシオンの助力で四季の森に入れるようになるのだが、それだけヒリスにとって四季の森というのは優先事項が高い場所なのだろう。
2.ヒリスが四季の森へ来た目的
イノアデン家当主であることを、手紙によって周知したヒリスは自他ともに認める当主となった。
ヒリスはアクシオンの助力もあり念願であった「四季の森」の中へ入ることに成功する。
©Kakao piccoma Corp.:四季の森に入るためにヒリスに協力するアクシオン
悲願であった四季の森に入れたヒリスの目的は「死ぬ方法を探す」ことであった。
やはり、ヒリスの死に戻りという能力は、呪いに近く、「死ぬ限り永遠に過去に戻される」ということなのだろう。だから、四季の森にある力や知識を得て、なんとかして死に戻りしない方法を見つけようとしているとわかる。
7度目の人生で、すでに家族への復讐を終えているヒリスにとって、次の目的は「このループを終わらせること」であった。
『接近不可レディー』21話、22話の感想・考察
アクシオンがクリスティアンのことを、あからさまに無視して見せたのは、単純に仲が悪いからなのか。それとも、まだ当主でもないクリスティアンなど眼中にないという感じなのだろうか?
今回、ヒリスの目的が知れたのが良かった。物語としての、大きな指針が出来た形となる。どうやって、死に戻りから解放されるのか気になるが、そもそもどうしてこんなループするようになってしまったのかも、今後、明かされていきそうである。
もはや、敵対していた父親ディエゴやリカルドはふさぎ込んでしまったので、家の中に障壁となる相手もいないだろう。