『接近不可レディー』36話、37話の見どころ・ネタバレ
1.アメリエ家の婚約記念パーティーに集まる人々
オズモンドとヘリオナの婚約記念パーティーがアメリエ家で行われる。ヒリスはイノアデン家代表として出席するのだが、父のディエゴはそれが気に入らないらしく、リカルドに何かしないか見張りのためにパーティーに出席するよう命じるのであった。
アメリエ家にはエンリケ・ペラノとクリスティアンも来ており、ふたりともヒリスのことを狙ってかアプローチを掛けるのであった。
一方、「奇形魔物」を隠蔽しようと燃やされた倉庫と、裏取引をしていた家門がベルゼット家の調査で判明する。それが婚約記念パーティーをしているアメリエ家であると知ったアクシオンは、すぐにアメリエ家に向かうのであった。
アメリエ家を中心に、色々なキャラクターが集まりつつある。しかも、アメリエ家は奇形魔物を飼っていた組織と関係があるようなので、みんなが集まった会場で何か事件が起きそうである。ヒリスはここで何か事件が起こることを前もって知っているようであった。
2.腫れ物に触るように扱われるガブリエルとリカルド
ヒリスの挑発的な発言(アクシオンと仲良くしている)とエンリケのヒリスへのアプローチを見たクリスティアンはイライラを募らせる。そんなところにガブリエルが現れて、クリスティアンに対して文句を言うのであった。
そんなガブリエルに対して、クリスティアンは「婚約を破棄した」という現実を叩きつけるのであった。婚約破棄の話をディエゴから隠されていたガブリエルは、初めてその事実を知りショックを受ける。
©Kakao piccoma Corp.:婚約破棄の事実を知りショックを受けるガブリエル
一方、父・ディエゴの命令でアメリエ家に来ていたリカルドは、そこで偶然、親友のオズモンドに出会う。オズモンドはリカルドを歓迎してくれるのだが、当主への挨拶はヒリスがいる手前やめた方がよいと提案するのであった。
ヒリスが当主になってから寝込むディエゴやリカルドに対し、終始、能天気に元気であったガブリエルだったが、さすがにクリスティアンからの婚約破棄の事実は彼女にショックを与えたようで持ち前の元気の良さは影を潜めた。
リカルドも親友・オズモンドから腫れ物に触るような扱いを受けており、こういう場には来ないほうがいいと思われているようだ。リカルドとヒリスの立場は完全に逆転してしまったと言っていいだろう。
『接近不可レディー』36話、37話の感想・考察
ディエゴの怒りの矛先が徐々に、ヒリスではなくリカルドにも向くようになっている。やはり、ヒリスの今までの7度の人生がめちゃくちゃになった原因はディエゴにあったのではないかと思わされる。
今回のアメリエ家でのパーティーは色々なキャラクターが勢揃いしている。しかも、事件が起こりそうな香りもあり、実際、最後には魔物らしき鳴き声と、悲鳴が響き渡るのであった。
作中、戦闘能力が高そうなのはヒリスとアクシオンなので、そのふたりで問題を解決しそうである。