『接近不可レディー』40話、41話の見どころ・ネタバレ
1.ヒリスの5回目の人生
ヒリスの5回目の人生は、ひたすら家族から逃げるという手段をとった。ディエゴから逃げる道中、ビオレッタに出会うのだが、助けて欲しいという懇願も虚しくディエゴに捕まってしまうのであった。
今までと同じく、ヒリスは「カリキアの血」を飲まされていくのだが、1つだけ違ったのは閉じ込められる場所が「ディエゴの隠し部屋」に変わったことであった。
人生を諦めかけるヒリスだが、この地獄がループすることに絶望する。そんなところに、アクシオンが助けに入るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:5回目の人生のヒリスを助けてきてくれたアクシオンに涙する
8度目の人生を迎えているヒリスは、アクシオンに対して比較的すまし顔だったが、どうやら心のうちでは大変感謝しているということが判明する。
アクシオンがイノアデン家に入って、ヒリスを助けたのは、やはりビオレッタの口添えだろうか?ヒリスが助けて欲しいという懇願を聞いて、ただならぬことを感じ取り、アクシオンに助けを求めたのかもしれない。
2.野外で会談をするアクシオンとヒリス
メイのセッティングもあり、外でアクシオンと会談することになる。会談の内容は、アメリエ家で魔物が暴れた事件についてで、アクシオンはまだ「カリキアの血」が事件の原因だと調査できてないようだ。
そこにディエゴが現れて理由をつけてアクシオンに「ヒリスと一緒に四季の森へ行くな」と言うのであった。
しかし、ヒリスは客前だろうと今までと態度を変えずディエゴの提案を拒絶するのであった。
ディエゴとしては、アクシオンの前ならヒリスは変な行動は起こさないだろうとたかをくくっての提案だったが、目論見は外れたようだ。ヒリスとしてはどんな状況だろうと家族に対して忖度する理由はなく、徹底して拒否している。
ディエゴはガブリエルの婚約破棄についても、どうにかするから待っていろという態度をとっており。性分として、子どもたちを完全に支配下に置いておきたいようだ(リカルドも父親の操り人形という節がある)。
『接近不可レディー』40話、41話の感想・考察
ヒリスがビオレッタと初めて会うのは、5度目の人生であった。どうやら、ヒリスがイノアデン家に軟禁されているのを助けてくれたのは、ビオレッタの口添えがあったと予想できる。だからこそ、ヒリスはビオレッタのことを信頼しているのかもしれない。
アクシオンとは、会談する頻度が高くなり、ふたりの関係性は深まっている。ディエゴは、なんとかヒリスに嫌がらせをしたいと邪魔をする。だが、立場も能力も上で、周りの目を気にしないヒリスからしたら相手にならないので即拒絶して一蹴するのであった。