『接近不可レディー』42話、43話の見どころ・ネタバレ
1.アクシオンの誓いと焦るディエゴ
ディエゴの暴走をリカルドが間に入って止めに入る。ディエゴの立ち振る舞いは、リカルドから見ても目に余るものがあっだようだ。
ディエゴから指摘されたことは一理あるとして、アクシオンはヒリスに危害を加えないことを「異能を込めた誓い」で保証する。
ディエゴは四季の森で「ヒリスの異能を移す方法」を調べる予定だったのだが、ヒリスに先を越されディエゴは被害妄想にとらわれる。そんなディエゴをヒリスは異能の力を使って部屋に閉じ込めてしまうのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ヒリスは異能の力を使い、ディエゴを部屋の中に閉じ込める
焦り暴走するディエゴは最終的にヒリスに閉じ込められてしまったことで、今までのループ世界とは逆の立場になってしまった。アクシオンを目の前にディエゴが暴力を振るおうとしたのも、ヒリスの怒りを買った一因かもしれない。
アクシオンが「異能を込めた誓い」でヒリスには一切危害を加えない制約を受けたわけだが、これが今後の物語になにか影響してきそうな、強力な制約である。
2.再び、アクシオンと共に四季の森へ行く
ヒリスと四季の森へ行く予定が控えたアクシオンは、待ち合わせに遅れないためか、あらかじめ王の宮殿で仕事をしていた。
ヒリスと一緒に四季の森へ入ったアクシオンは、ヒリスが調べ物が終わるまで共用記録室で休憩をする。アクシオンはヒリスが何を調べているか気になり、そして自分がなぜ、ヒリスに対して親切に振る舞っているのか思考していた。
アクシオンはヒリスと一緒に四季の森へ入ることへの見返りとして、祝宴でのエスコートを頼んでみようと思案するのであった。
アクシオンがヒリスのことが気になり始めている様子が描かれた。祝宴でエスコートをしたいという欲求は、かなり好意を抱いている証拠と言えるだろう。
ビオレッタもそうだが、アクシオンもヒリスの言動に少し違和感を覚えているようだ(ヒリスが過去の記憶を含めて話しているからしょうがないと言える)。
『接近不可レディー』42話、43話の感想・考察
ヒリスが当主になってから何かと突っかかってきたディエゴだが、今回でとうとう部屋の中に閉じ込められてしまう。ヒリスとしては、最悪殺してしまっても良かったはずだが、そういった復讐は前世で実行済みだろうから、今回はしそうにない。完全に閉じ込められてしまったディエゴは、今後、物語に関わることが少なくなっていきそうである。
アクシオンのヒリスへの好意が見え隠れする回でもあった。「異能を込めた誓い」や「祝宴でエスコートしたい」というのはその現れだろう。
逆に、ヒリスはアクシオンに対して感謝はしているが、好意となるとまだわからない感じである。