『接近不可レディー』46話、47話の見どころ・ネタバレ
1.聖杯と王の墓の文言が何かを思いつくヒリス
酒を飲みすぎて少し酔いの回ってきたヒリスだが、聖杯に宿る異能の力と、王の墓に刻まれた言葉を思い出し、何かを思いつく。
酒に酔った勢いもあってか、思いついたことをすぐに実行したくなったヒリスは、四季の森に移動するためにアクシオンを探し始める。
途中、クリスティアンと出会うのだが、クリスティアンは当主ではないので、ヒリスからは見向きもされないのであった。
以前から、ヒリスは王の墓について考えているようだったが、今回、とうとう王の墓の秘密について何か思いついたようだ。本人は冷静沈着なつもりだが、かなり酔っているらしく、周りからは不審に思われる。
クリスティアンはヒリスがループしていた世界で、ひどい仕打ちをしていたので、徹底的に冷たくあしらわれている。クリスティアンは近々、当主になるような発言をしているがそれは当主を殺すのか、殺さずに何か当主の座を奪う手段を思いついたのだろうか?
2.王の魂と会話するヒリス
四季の森で、王の墓の前に到着したヒリスは聖杯に自分の血を注ぐ。そうすると、王の魂が眠りから覚めて、会話ができるようになる。
©Kakao piccoma Corp.:王の墓に血を捧げるヒリス
王の魂は「地上で起こることを何でも知っている」と言い、ヒリスはそんな王に「死に戻り」の呪いを解く方法を聞く。
王はヒリスのことを「死の祝福を授からなかった」と言って、その呪いを解くのは不可能だと言う。しかし、王の力は「不可能を可能にする神聖な力」であり、地上のどこかにあるその力を探し出せば、呪いは解けるだろうと言われるのであった。
やっと、ヒリスの死に戻りのことを知る存在が現れたわけだが、それを治すにはまだまだ先が長そうである。しかし、「王の力を探し出す」という明確な目標ができたというのは前進と言える。
今後、死に戻りのことを周りに言いつつ、アクシオンなどに手伝ってもらいながら「王の力」を探す可能性はある。あと、今までヒリスが死ぬことはなかったが今後、王の力を探すのに危険が伴いそうなので、ヒリスが死ぬ可能性はある。
『接近不可レディー』46話、47話の感想・考察
ヒリスの次なる目標が決まったところで、シーズン1は終わりを迎える。王の魂はヒリスのことを「呪われた裏切り者の子」と呼んでいたことから、ヒリスの死に戻りの呪いはどうやら王とのいざこざが何か関係していそうである。
王の言い草だと、彼が死んだ理由は今の4大家門の先祖が裏切って彼を殺したのだとわかる。そうだとするならば「裏切り者」は4大家門すべてのはずだが、もしかしたら、ヒリス以外の4大家門も何かしらの呪いを受けている可能性はある。