『接近不可レディー』56、57話の見どころ・ネタバレ
1.アクシオンの誓い
ヒリスは強まった異能の力で家中をバラのツルで覆う。家族や使用人たちはイノアデン家から逃げていき誰もいなくなってしまう。
そこにアクシオンが現れる。ヒリスはアクシオンが記憶を取り戻したことに狼狽し、その感情を読み取られたことを後悔していた。
ヒリス自身やビオレッタなどから「ヒリスに関わると後悔する」と何度も警告されていたアクシオンだったが、ここで「後悔はしない」とヒリスに向かって強く宣言するのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ヒリスの手を取り「後悔はしない」と宣言するアクシオン
ヒリスとしては「何か不満があったら死んでやり直せばよい」という切り札があったのだが、アクシオンが前世の記憶を取り戻したことでそれがやりづらくなってしまう(今後のループでもアクシオンが記憶を取り戻すかもしれないから)。
7度目の人生でヒリスとアクシオンの仲がどれだけ進行していたかわからないが、少なくともアクシオンが全身全霊で守ろうとするぐらいには二人の仲は深まっていたようだ。
2.裏で繋がるゼノンとテルゾ
ガブリエルはパルベノン家の従者であるレノックに会いに来る。ガブリエルは祝宴のときにハンカチを貸してくれたお返しとして、ハンカチをプレゼントする。
クリスティアンはレノックからイノアデン家の人間が全員追い出されたという話を聞く。それを聞いたクリスティアンはとうとう動き出すという決意を固める。
一方、イノアデン家から追い出された長男・リカルドはどうやらテルゾ・カリキアの元へ行ったようだ。ここで、テルゾ・カリキアとベルゼット家前当主のゼノンが裏で繋がっていたことが明かされる。
©Kakao piccoma Corp.:ヒリスがイノアデン家の人間を全員追い出したことを聞いて笑うクリスティアン
ヒリスとアクシオンの仲が少しだけ進展した一方で、クリスティアンやテルゾなどが裏で動きを見せる。特にテルゾとゼノンが繋がっていたというのは驚きだ。
ヒリスは今までの人生でどこまでの情報を知っているかわからないが、テルゾとゼノンが裏で繋がっているのも知っているのだろうか?
『接近不可レディー』56、57話の感想・考察
拒絶するヒリスに徹底的に付きまとうと決めたアクシオン。イノアデンの人間がいなくなった代わりに、アクシオンが家に住み着くようになった。
驚いたのはゼノンとテルゾが繋がっていたことである。今までのゼノンの印象はというと、アクシオンに早々に当主の座を明け渡した気の良い母親、というイメージだったのだが、裏の顔があるのかもしれない。