『接近不可レディー』62、63話の見どころ・ネタバレ
1.前世の記憶に悩まされるディエゴ
アクシオンがイノアデン家に行くとヒリスは留守であった。仕方なくアクシオンがイノアデン家を散策していると、秘密の部屋を見つける。
アクシオンにとって初めて見る部屋のはずなのに、前世の記憶が蘇り、既視感を覚える。断片的に蘇る過去の記憶にアクシオンは悩む様子を見せる。
病床に伏していたイノアデン家前当主・ディエゴは、前世の記憶が蘇っており、過去にヒリスを痛めつけた記憶に苦しめられていた。ディエゴは前世の記憶とヒリスへの恐怖で精神的におかしくなり始める。
©Kakao piccoma Corp.:ディエゴの前世の記憶として思い出されたヒリスの姿
アクシオンだけでなく、ディエゴも前世の記憶を取り戻し始める。「王の息が宿った宝石」を使わなくても前世の記憶は取り戻せるようだ。
そう考えると、もしかしたらすでに前世の記憶を完全に取り戻しているキャラがいてもおかしくはなさそうだ。
現状、前世の記憶があるヒリスは最強すぎるので、敵対する相手も前世の記憶を持っているとかじゃない限り相手にならないだろう。
2.4大家門傘下の当主たち
ヒリスがイノアデン家に帰るとアクシオンが出迎える。ヒリスはアクシオンからの会話を軽くあしらうのだが、ヒリスの中の別の感情が彼女を強く刺激する。
後日、ヒリスが王の宮殿で調査をしていると、四季の森と同じ「部屋を隠す仕掛け」を見つける。その仕掛けを動かすとヒリスは全く別の場所へ飛ばされる。
ヒリスが飛ばされた場所には、偶然、4大家門の傘下の当主たちが集まっていた。ノートン・ペラノを中心にヒリスに挨拶をする当主たち。
ヒリスはその当主たちが4大家門に反感を持っていることを知っており、その中でも筆頭であるデボラ・モンタナに話しかけるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:別人格に感情を刺激されるヒリス
ヒリスは今までの人生の経験から、4大家門に反感を持っている当主たちが誰なのか知っているようだ。だからこそ、デボラ・モンタナに挑発するような話題を振ったのだろう。
しかし、ヒリスがゼノンが暗躍していることをどれだけ知っているかはまだわからない。ゼノンが敵なのも想定内なのか、それともそこまでの知識は無いのか?
『接近不可レディー』62、63話の感想・考察
アクシオンとディエゴもそうだが、前世の記憶が蘇ることによって精神的負担が増えているようだ。ヒリス自身も今までの人生の記憶から人格が代わり、そのせいで別人格が出来上がっている。
ヒリスは「王の息が宿ったモノ」を探しつつも、アクシオンへの接し方を考え直さないと精神的な崩壊をしてしまいそうな怖さがある。