『接近不可レディー』66、67話の見どころ・ネタバレ
1.アクシオンの好意
5度目の人生のヒリスは体力が回復し、外に出られるようになる。そこでヒリスはビオレッタとアクシオンが会話をしているところを目撃する。
ヒリスは二人の関係が幼なじみ以上であると感じ、逃げるようにその場を後にして落胆する。しかし、そこにアクシオンが現れてヒリスに花束をプレゼントしてくれる。
アクシオンからの好意をヒリスが感じ取ったところで、回想は終わり現代に戻る。ヒリスはアクシオンを自分のモノにしたいという感情を解き放ち、感情に身を任せることにするのであった。
©Kakao piccoma Corp.:アクシオンから花束を貰って頬を赤らめるヒリス
どうやら、アクシオンは今までとの行動とは関係なくヒリスに対して好意を持つようだ。それは5度目の人生の時点でわかる。
ある意味、元々の感情ではビオレッタのことが好きで、ヒリスの行動次第で好意を自分の方に向けたという展開でなく良かった。人生ループを利用した略奪愛みたいになってしまう。
2.7度目の人生での失敗
ビオレッタ・カリキアは以前の祝宴でテルゾとモンタナ家当主が裏で繋がっていることを知る。テルゾの行動原理は「カリキア家で一番になりたい」という目標で構成されているとビオレッタは思っている。
ヒリスはビオレッタとマゴに会うためにカリキア家の温室にやってくる。彼らが来るまでテルゾが話し相手になる。
ヒリスは過去の人生から、テルゾがどんな行動をしているかを知っているようである。過去を思い出すうちに、ヒリスは7度目の人生の失敗を振り返るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:ビオレッタにわからない文字を聞きに来たマゴ・カリキア
ヒリスの口ぶりからテルゾが裏で暗躍していることは知っているようだ。彼をすぐに始末しないのはまだ別のタイミングがあるからだろう。
ヒリスの目的が「不死の呪いを解くこと」であり、7度目の人生で「ほぼ成功しかけていた」と考えると、不死の呪いを解く鍵の1つに「マゴ・カリキアの存在」が不可欠なのではないか?と予想ができる。
『接近不可レディー』66、67話の感想・考察
今回、7度目の人生について言及され、失敗した原因として「マゴ・カリキアの死」が挙げられていた。8度目の人生の目標の1つとして「マゴ・カリキアを死なせない」というミッションがあるとわかる。
ループモノでありながら、作中では1度もループをしないことから「今回の人生で決着をつける物語」であることは予想できる。やはり、7度目の人生でほぼほぼ成功しかけており、この8度目で今度こそ成功させるという算段がついているのだろう。