『接近不可レディー』76話、77話の見どころ・ネタバレ
1.ゼノンの大量虐殺
5度目の人生のヒリスはアクシオンやビオレッタのおかげで、家族やクリスティアンからの恐怖に打ち勝てる心を手に入れていた。
ヒリスはこのことを何とか2人に恩返しがしたく、その1つとしてヒリスはアクシオンに庭で咲いていた一番キレイな花をプレゼントする。
裏ではイノアデン裁判の準備が進められているが、アクシオンはゼノンから良い結果はでないだろうと知らされる。ディエゴの主張が信用されており、近く釈放されるだろうと予想されていた。
©Kakao piccoma Corp.:4大家門存続の危機を起こしても悪びれることのないゼノン
イノアデン裁判とは別に「4大家門、存続の危機」なる事件が起きていたようだ。しかも、その主たる元凶はゼノンだという、アクシオンが指摘していたが夫が亡くなってからゼノンの様子がおかしくなったようだ。
5度目の人生ではまだディエゴはイノアデン当主であり、人脈もあることから裁判も有利に進めされているのかもしれない。(8度目の人生では何もかも失ってしまうが)
2.ビオレッタの罪悪感
5度目の人生のヒリスにビオレッタが会いに来る。ビオレッタはヒリスがなぜ、イノアデンであんな仕打ちを受けることになったのかの背景を語り始める。
どうやらビオレッタの失明後、カリキアの権力は長老たちとテルゾの手に渡り、その結果、イノアデンとカリキアが手を組んだのだという。
ヒリスはせっかくビオレッタと友人になれると思っていたのだが、ビオレッタは罪悪感でヒリスに会いに来ていたことがわかり、落胆してしまうのであった。
©Kakao piccoma Corp.:アクシオンに優しくされて戸惑うヒリス
ビオレッタの話を聞いてヒリスは全員がヒリスに対して罪悪感を持って接していると考えるのだが、アクシオンだけは例外であった。アクシオンがこれだけ無条件にヒリスに対して好意を持っているのは何か理由があるのだろうか?
情報として「失明後のビオレッタはカリキアでの権力を失っている」というのもわかった。8度目の人生で彼女を失明から救ったのはだいぶ意味があったようだ。
『接近不可レディー』76話、77話の感想・考察
ゼノンの異常な行動については5度目の人生を紐解いていく方が、より情報を得られそうだ。明言はされていないが、話しぶりからカリキアの血で変異してしまった人間たちをゼノンが大量虐殺したようだ。
「4大家門、存続の危機」については情報が全く出ていないので今後語られていくだろう。ゼノンの大量虐殺によって市民たちから反感を買い、4大家門解体の機運でも高まっているのだろうか?
イノアデンの裁判が行われることになるのだが、シュレイマンが暴走したという報告が入る。誰かが意図して暴走させたのだろうか?