ヒリス・イノアデン
©Kakao piccoma Corp.:主人公・ヒリス・イノアデン
本作の主人公。ヒリスは7回も同じ人生を繰り返しており、死んだら過去に戻るという能力を持っている。
兄・リカルドのことを愛していたが、度重なる裏切りに、ついに愛想を尽かし、8度目の人生で逆にリカルドとガブリエルを捨てることを決意する。
イノアデン家の異能は1世代にひとりしか覚醒しないことが多くなっており、そのひとりとして覚醒したのがヒリスである。
ヒリスが生まれたと同時にディエゴの妻も死んだことから、ヒリスは家族から強く恨まれている。
8度目の転生を決意した話↓
》1話感想・ネタバレ:8度目の人生を決意するヒリス
主要キャラ
アクシオン・ベルゼット
©Kakao piccoma Corp.:アクシオン・ベルゼット
秋の象徴・ベルゼット家の現当主。前世の記憶を少しだけ受け継いでいる様子が見られ、ヒリスのことが気になっている。
アクシオンと出会いの話↓
》10話、11話感想・ネタバレ:異能の4大家門のキャラクターが出揃う
クリスティアン・パルベノン
©Kakao piccoma Corp.:クリスティアン・パルベノン
冬の象徴・パルべノン家の次期後継者。ガブリエルの婚約者でもある。
異能が開花したヒリスのことを知ってから、ヒリスをパルベノン家に迎え入れるために動く。
クリスティアンと出会う話↓
》6話、7話感想・ネタバレ:クリスティアンとの出会い
ビオレッタ・カリキア
©Kakao piccoma Corp.:ビオレッタ・カリキア
夏の象徴・カリキア家では「カリキアの姫」と呼ばれる。姉がいたが、過去に不始末を起こし一族から追放されている。「真実の目」を持つ。
ビオレッタにマゴを渡す話↓
》12話、13話感想・ネタバレ:イノアデン家当主となるヒリス
マゴ・カリキア
©Kakao piccoma Corp.:マゴ・カリキア
失われたと思われていたカリキア家の異能を唯一受け継いだ存在。(カリキア家は度重なる近親婚で子どもが早死し、かつ近親婚の副作用で異能が急速に失われてしまっていた)
ビオレッタ・カリキアの姉の子ども。「真実の目」を持つ。窮地から救ってくれたヒリスのことを慕っている。
マゴを救ったときの話↓
》10話、11話感想・ネタバレ:異能の4大家門のキャラクターが出揃う
イノアデン家関係者
リカルド・イノアデン
通称「バラの貴公子」。ヒリスの血の繋がった兄。義理の妹・ガブリエルのことを溺愛しており、ガブリエルのためなら、妹のヒリスをいくら犠牲にしてもいいと思っている。
ガブリエル・イノアデン
©Kakao piccoma Corp.:ガブリエル・イノアデン
リカルドとヒリスの義理の妹。血は繋がっていない。リカルド、ディエゴから溺愛されている。
ディエゴが再婚したときに、再婚相手が連れていた娘。再婚相手と娘のガブリエルは、ディエゴの最初の結婚相手と瓜二つの容姿をしている。
ディエゴ・イノアデン
イノアデン家の現当主。リカルド同様に、ガブリエルのことを溺愛しており、逆にヒリスのことは心良く思っていない。
イノアデン家当主ということもあり、異能を使うことができる。
ノートン・ペラノ
イノアデン傘下で最上位の家門・ペラノ家の当主。根っからの保守派で、覚醒する前のヒリスに対しても礼儀正しく接していた。
エンリケ・ペラノ
ノートン・ペラノの息子。
オズモンド・マリベル
©Kakao piccoma Corp.:オズモンド・マリベル
イノアデン傘下のマリベル家所属。リカルドの親友。ヘリオナ・アメリエと婚約している。
メイ
ヒリス専属のメイド。生意気な子で、偉そうな口ぶりでヒリスと会話する。意外と勘が鋭い。
カリキア家関係者
ロゼニア・カリキア
ビオレッタ・カリキアの姉。マゴ・カリキアの母親でもある。
テルゾ・カリキアと婚約関係にあったが反発し、その結果、カリキア家から破門された。
ルネ・カリキア
カリキア家の現当主。ビオレッタの母親。病気で外に出られない体調が続いている。
テルゾ・カリキア
©Kakao piccoma Corp.:テルゾ・カリキア
ビオレッタの従兄。「真実の目」を持つ。カリキア家の長老たちに従い、ビオレッタ・カリキアとは仲が悪い。
ビンセント・カリキア
テルゾ・カリキアの従弟。
コーデリア・モンタナ
カリキア傘下のモンタナ家の令嬢。ビオレッタ・カリキアとは幼なじみで友人。
デボラ・モンタナ
カリキア傘下のモンタナ家の女当主。コーデリア・モンタナの母親。
ヘリオナ・アメリエ
パルベノン傘下のアメリエ家の令嬢。オズモンド・マリベルと婚約している。
ゼノン・ベルゼット
©Kakao piccoma Corp.:ゼノン・ベルゼット
ベルゼット家の前当主。アクシオンの母親。
レノック
クリスティアン・パルベノンの従者。
ゴティエ・パルベノン
パルベノン家の現当主。
用語解説
高貴な血を引く4つの家門
四季を象徴する家門が、神聖な異能を代々受け継いでいる。
- 春の象徴・イノアデン
- 夏の象徴・カリキア
- 秋の象徴・ベルゼット
- 冬の象徴・パルベノン
しかし、近年ではその血も薄くなっており、異能を受け継ぐ人間は少なくなっている。
カリキアの涙
カリキア一族の涙で作られた宝石。身につけていると異能の力が若干強まる効果がある。
宝石を飲み込み、体内に吸収すると、大幅に異能の力が強まり、しかも一定時間相手の異能を吸収し、使うことが出来るというカリキア一族にのみ知る、隠された効果がある。
真実の目
カリキア家の異能。外部の人間には知られていない能力。人の言葉が真実か嘘かを見極められる。
王の宮殿
半神であった初代王のための場所。神聖な力が流れる大地。
99の扉が存在し、扉はそれぞれ別の空間に繋がっている。
四季の森
4大家門の当主にしか入れない空間。「四季の森」に入るときも、出るときも、ふたりの当主が肉体的な接触(手を繋ぐなど)をしていないといけない。
4大家門の歴史を記した文献が置かれている。なかには、禁書も隠されていると言われている。
聖杯
イノアデン家が、はるか昔より王から直々に賜ったもの。新当主就任の祝宴にて使われる盃。
奇形魔物
獣にカリキアの血を移植することで作られた魔物。普通の魔物よりも凶暴で、中途半端な攻撃ではなかなか死なない。弱点は、体内にあるカリキアの血で作られた核を破壊すること。
カリキアの血を移植された生物は、カリキアの血を持つものに極度に敵対心を持つ。
異能を込めた誓い
誓いを破るとすさまじい反動をもたらす強力な誓い。その強力さゆえに、今では使われなくなった古の誓い。