ピッコマ『あなたの心がわかるように』13話、14話感想・ネタバレ:差別を許さないバイオレット

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ピッコマ『あなたの心がわかるように』13話、14話の見どころ・ネタバレ

1.バイオレットのパーティーでの扱いを知る

ラクラウンド首都駅についたバイオレットとシャロン・ドスはそこで別れることとなる。別れ際、シャロンに「ドス公国では新しい身分を手に入れやすいのか?」と聞くバイオレット。ドス公国は人口が少ないことから身分を手に入れるのは簡単だという。

バイオレットは離婚ができないのなら、ブルーミング公爵家から逃げて、ドス公国に行こうと考えるのであった。

ウィンターはというとパーティーでバイオレットの知り合いに挨拶しようとするも、自分は一度もパーティーに参加したことがないので妻の知り合いを一人も知らないことに気づく。それでも挨拶しようと試みるウィンターは、パーティーで妻が意図的に無視されていることに気づく。

バイオレットはひたすら逃げることだけを考えているようだ。自殺もダメ、離婚もダメときて、次は別の国に亡命を考え始める。ここらへんの行動力の高さはすでに自殺を経験してるゆえか?

ウィンターはというと、パーティーでのバイオレットへの扱いに気づき始める。理由まではわからないが、無視されていることだけは勘づいたようだ。

2.差別を許さないバイオレット

ラクラウンド首都駅の警察署にバイオレットが居るという報告を聞いたウィンターはすぐに汽車で向かう。どうやらウィンターの身体で駅にいたバイオレットに警官が「異邦人というだけで抜き打ち検査をしてきた」ことに抗議しにきたらしい。

身体が触れたことで二人の体は元に戻るのだが、バイオレットはそのまま警官たちに会いに行く。バイオレットは無実の罪で捕まっている異邦人たちを解放するように警官に命令する。その堂々たる振る舞いに警官たちは言うことを聞かざるおえないのであった。

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©Kakao piccoma Corp.:身体が戻った後でも警察に抗議に行こうとするバイオレット

自分のことについては我慢をしているバイオレットだが、他人の差別については許せないらしく強気に行動する。王族ゆえの誇りなのか、こと差別に関しては敏感に見える。

ピッコマ『あなたの心がわかるように』13話、14話の感想・考察

バイオレットは自分のことになると逃げ癖のようなものが発症しているが、こと他人のことになると戦う姿勢を見せる。彼女の中で許せないラインのようなものがあり、それによって対応が大きく違ってくるようだ。

ウィンターもバイオレットが「なぜパーティー出席を嫌がっているか」について徐々に気づきつつある。しかし、1,2度の身体の入れ替わりではお互いのことを完璧に理解するのは難しいらしく、お互いのわだかまりを解消するにはもっとたくさんの入れ替わりが必要となりそうだ。

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