ピッコマ『あなたの心がわかるように』15話、16話の見どころ・ネタバレ
1.母親に会いにいくバイオレット
ウィンターはパーティーで誰にも挨拶されなかったことを切り出し、友だちはいないのか?とバイオレットに質問する。ブルーミング公爵家がバイオレットを恨んでいることから、そんな人物に挨拶しようとする人間は一人もいないとバイオレットは心の中で考える。
バイオレットは後日、母のエラ・フェリーチェに会いにいくためにフェリーチェ領に行く。バイオレットは母親にウィンターについて相談するため、話を切り出す。
一方、ウィンターは修道院相手にビジネスをしようと考えるのだが、修道院は血を重んじている場所なので商売は難しいと感じる。だが、ウィンターは身体の入れ替わりを使えば上手くいくのではないかと考えるのであった。
ウィンターはバイオレットのパーティーでの扱いに違和感を覚えるが、何が起こっているかまでは想像がつかないようだ。バイオレットもそのことについてウィンターに話す気はないらしく、ふたりのコミュニケーション不足が際立つ。
ウィンターは早くも身体の入れ替わりを商売に使えないかと考え出す。バイオレットの身体を使えば、元王族というステータスを利用して交渉を有利に進められると考えているようだ。
2.ウィンターに黙って外泊する
バイオレットはウィンターと上手くいっておらず離婚を考えていることを口にすると、母のエラ・フェリーチェはそれに断固反対する。その態度から、バイオレットが離婚するとアッシュに不利益があるのだと察する。
母親から何の助けも得られず落胆するバイオレットの元に、シャロン・ドスから手紙が届く。首都の南にあるオーゲル花園にいるという情報を知ったバイオレットはすぐにシャロンに会いにいく。
バイオレットを迎えてくれたのはシャロンとシャロンの祖母エンナであった。晩餐会用の花が全部枯れてしまって困っているエンナに、バイオレットは別のアイデアを出して晩餐会を盛り上げようとする。バイオレットはその準備を手伝うために、ウィンターには何も連絡せず、オーゲル花園に泊まることにする。
©Kakao piccoma Corp.:バイオレットを出迎えるシャロンの祖母エンナ
一縷の望みにかけて、エラ・フェリーチェから助力を得ようとするが、結局、母親は息子のことしか考えていないようだ。特にふたりの離婚はアッシュに不利益ということで反対される(母親はアッシュの横領のことを知っているのだろうか?)。
バイオレットは今まで全然家に帰ってこなかったウィンターへの意趣返しとして、自身も何も連絡をせず外泊を決める。ウィンターはバイオレットのことなど気に留めておらず、心配もしないだろうと思っているようだ。
ピッコマ『あなたの心がわかるように』15話、16話の感想・考察
母親からの助力を得られず落胆したバイオレットだが、友人シャロンとその祖母エンナと会話をすることで、たいぶ心が癒やされたようだ。
元王族とだけあって知り合いは多いのだろうが、家にずっと閉じこもっていたせいで、その人脈を活かせていなかったようだ。バイオレットは家族以外の知り合いに助力を求めていけば、自然と問題が解決しそうな感じはある。