ピッコマ『あなたの心がわかるように』21話、22話の見どころ・ネタバレ
1.住まいを首都に移動しようと考える
賭けに勝ったウィンターは約束通りキスをしようとするが、そこにメイドのルルとハエルが現れて邪魔をされる。約束は有耶無耶になるが、ウィンターは気を良くしたのか「パーティーは2回までなら一緒に行ってもいい」と言ってくれる。
屋敷に帰ることになった二人だが、仲良くなった使用人たちがいない息苦しい屋敷の生活を嫌ったバイオレットは、首都に住みたいとウィンターにお願いする。ウィンターは自分も首都と屋敷を行き来するのは面倒だとして、すんなりとその提案を了承する。
二人はウィンターがバイオレットにあげたロング・リーウッドの土地に降り立つ。ウィンターは結婚直後から家庭を守る責任感が強い人間だったので、バイオレットは心から彼を愛せたと思うのであった。
屋敷での生活を嫌って移住を提案したバイオレットだったが、その案がウィンター的にも効率的なものだったので受け入れてくれる。ウィンターの態度が軟化していることと、ビジネス的に効率的なことからすぐに了承してくれたようだ。
二人の間の恋心というのは無くなってしまっていると思っていたが、少なくともバイオレットはウィンターのことをまだ愛しているようだ。だが、それを上回る屋敷での生活の苦痛、そしてウィンターを自由にしたいという思いから離婚を切り出しているのだろう。
2.二人を離婚させようとする公爵夫妻
ウィンターは首都に移り住むために分家しようと思っていることを、ブルーミング公爵夫妻に知らせる。分家を止めさせたい夫妻はなんとか情に訴えてそれを止めさせようとする。ウィンターは夫妻の話を聞き入れつつも、首都に仮住まいを作って生活することを決めるのであった。
身分だけはあるが稼ぐ能力の無い夫妻にとって、ウィンターは良い金づるであった。資金源であるウィンターをバイオレットに奪われたくない夫妻は、ウィンターが「カーニック一族としか子どもが作れない」という情報を使って二人を離婚させようと画策する。
©Kakao piccoma Corp.:二人を離婚させようと画策するブルーミング公爵
ウィンターとハエルはというと、なぜバイオレットが地味な服装をしているか疑問に思う。そんな中、毎月2000クラネは入ってきているのに質素な生活をしていると感じたハエルとウィンターは、横領の可能性がないか調査を始めるのであった。
ウィンターがどうして子どもを作ることを拒否していたか、理由が判明する。どうやらカーニック一族の血は特殊なようで、カーニック一族のハーフはカーニック一族の血を引いた人間としか子どもを作れないようだ。それがバレるのが嫌でバイオレットの提案を拒否した。
ウィンターとハエルは横領の可能性に気づき、調査を始める。このまますんなり横領犯が捕まるのか、それとも一悶着あるのか気になるところだ。
ピッコマ『あなたの心がわかるように』21話、22話の感想・考察
ブルーミング公爵夫妻は金づるであるウィンターを手放す危険性と横領がバレる可能性が出てきた、その代わりに彼らも独自に動き始めて、二人を離婚させようと抵抗する。
ほどなくしてお互いがお互いに攻撃態勢を構えたわけだが、この結果が今後、どうなるかが楽しみである。