ピッコマ『あなたの心がわかるように』23話、24話感想・ネタバレ：怪しい金の動き

1．怪しい金の動き

秘書のハエルはバイオレットの書類を確認して、財務状況がどうなっているか確認する。すると、バイオレットが稼ぐ小作料の大半が女癖が悪いで有名な人気歌手カールソン・ローに渡されていたことがわかる。ハエルはこの情報をすぐにウィンターと共有するために動き出す。

©Kakao piccoma Corp.：怪しい金の動きに気づくハエル

バイオレットが朝起きると頭痛がして体調が悪い。そんなバイオレットにフリップが足をマッサージしにやってくる。その様子を見たウィンターは嫉妬したのか、フリップをどかして自分がバイオレットのマッサージをし始めるのであった。

バイオレットの財産はなぜか王族名義で管理されており、しかもその大半がカールソン・ローに渡っていた。おそらく、アッシュが偽装しているのだろうが、本当にカールソン・ローに受け渡しているのか、ただ単に名義を借りているだけなのかはわからない。

秘書のハエルは「バイオレットが不倫をしている」可能性を感じていたっぽいので、話がこじれる可能性がある。

2．二人の仲を切り裂くために動き出す

ウィンターは分家の話は反対されたが、首都に屋敷を買うことをバイオレットに伝える。バイオレットとしては屋敷を離れられるだけで嬉しいようだ。

貴族たちの蔑んだ目で人を見る様子が嫌だというウィンターに対して、バイオレットは「あなたが怖いから身分を盾に牽制しているだけ」だと言う。ウィンターはすでに貴族として十分力を持っており、だからこそ恐れられているという。

午餐会を経て、ブルーミング公爵夫妻や二人の仲が進展していることを察する。二人の仲を切り裂くために用意した謎の薬を使うために、夫妻たちはバイオレットの主治医を呼び出すのであった。

王族解体、そしてブルーミング公爵夫妻もそうだが、この世界の貴族は徐々に力を失いつつある描写が見られる。だからこそ、ウィンターのような一人で稼ぐことができる人間を恐れたり、手元に置いておきたいという気持ちが強いのだろう。

バイオレットにウィンターを奪われると感じたブルーミング公爵夫妻は、謎の薬を使って実力行使にでるようだ。もし、バイオレットを殺すような薬だったとしたら、このタイミングでまた身体が入れ替わるかもしれない。