1.不倫の可能性は言及しない
バイオレットはなぜ子どもを作るのを拒否するのか理由を知りたがる。だが、ウィンターは頑なに理由を話そうとしない。ウィンターは話を逸らすために、バイオレットに渡した土地のお金について聞く。
バイオレットは土地で稼いだお金は一切手を付けていないと返答する。ハエルから「バイオレットの不倫」の可能性を示唆されたウィンターだが、今はバイオレットのことを信じたいようだ。
ウィンターは3年間バイオレットのことを見てこなかったので、彼女の考えていることがわからない。だからこそ、「不確かな情報で疑いたくはない」という思いで、バイオレットの不倫については疑わないようにするのであった。
バイオレットの財務状況を確認する話がでたときは、すぐに横領の件が表沙汰になると思っていたが、アッシュが巧妙にそれを隠したためか、「バイオレットの不倫」の可能性によって横領の件がバレずに済む。
ウィンターは3年間バイオレットと疎遠だったので、不倫について踏み込んだ質問ができないでいた。しかし、この件を放おっておく気もなさそうなので、再度調査はしそうである。
2.バイオレットが閉じ込められていたことを知る
バイオレットのために商人たちを呼び寄せて買い物をさせようとするウィンター。迷うバイオレットにしびれを切らしたウィンターは商人が持ってきたものを全て買ってしまう。
ウィンターが買った商品をバイオレットが整理していると、そこにウィンターが現れて、地味なドレスを捨てればいいとクローゼットを開ける。そこでウィンターはふと疑問に思った「どこかに閉じ込められたことがあるか?」という質問をバイオレットにぶつける。
バイオレットはアッシュの命令でブルーミング夫人に閉じ込められたことを話すと、ウィンターはなぜそのことを言わなかったのかと言い返す。バイオレットは「言おうとしたが、聞いてくれなかった」と悲しい目をして発言し、その様子を見たウィンターはバイオレットは結婚当初から比べて「どこかが壊れてしまった」と感じるのであった。
とうとう、バイオレットがクローゼットに閉じ込められていたことがウィンターの耳に入る。これを皮切りに話が進みそうである。
ウィンターはバイオレットの様子が結婚当初から徐々に変わっていく様子を思い出し、自分の態度でバイオレットが徐々に壊れていったと思い至ったようだ。
ピッコマ『あなたの心がわかるように』25話、26話の感想・考察
アッシュとブルーミング公爵夫妻がバイオレットにしてきた仕打ちが徐々に明るみに出始める。クローゼットに閉じ込めた件は完全にバレて、横領についてもバレるのは時間の問題だと思われる。
しかし、ウィンターが仕事で長く家を留守にするようなので、そのときにブルーミング公爵夫妻が反撃に転じてきそうだ。