『4年生』7話、8話の見どころ・ネタバレ
1.なんとか優しく接しようとするミリン
トッポッキを吐いても、まだ食べれると言って食べようとするウビンに対して、これからも学校が終わったら一緒に食べてあげるという約束をするミリン。それで満足したのか、ウビンは食べるのをやめる。
今日で、先生と一緒にトッポッキを食べれるのは最後だと思って、たくさん食べたのか?それとも、気を引くために吐くほど食べたのかはわからない。
だが、翌日、ウビンは指輪をミリンにプレゼントしようとする。昨日の学校帰りに「指輪が欲しい」とミリンが言ったから、ウビンは母親の指輪を盗んできたらしい。
ここで、ミリンは怒るのをグッとくられて、これはいけないことだと優しく諭すのであった。
ミリンとしてはウビンのことを「まだ治せる」と思っているのだろう。(何が「異常」なのかはわからないが)
2.連絡先を交換するミリン
ミリンはウビンのために、連絡先を教えることにする。
そのことに、キム先生はやめた方がいいと釘を刺す。キム先生の経験上、面倒なことになると知っているのだろう。
現代の(病的な)ミリンの描写で「未読と不在着信が溜まったスマホ」があったが、あれは「ウビンから来たもの」なのだろうか?それとも心配している身内と考えるべきだろうか?
キム先生も、ミリン先生のことが気になっている様子である。ふたりで問題解決に望めば、何かしらいい解決方法が見つかりそうなもんだが、「結末(ゲッソリとしたミリン)」は決まっているので、それは望み薄そうである。
8話の最後に、ウビンの部屋に「盗まれたタミンの絵」があることが描写される。やはり、盗んでいたのはミリンのよみ通り、ウビンであった。盗んだ理由は、「先生が褒めた絵」を自分も描けるようになりたい、とかだろうか?
『4年生』7話、8話の感想・考察
この段階では、ミリンはウビンのことを「心の病気」か何かだと思っており「治してあげたい」という気持ちが強い。
だから、ウビンのことを過剰に怒ったり、問題児扱いしたくないのだろう。
8話最後のシーンで、ウビンの異常なまでの、ミリン先生への執着心が見てとれた。タミンの絵の上手さに嫉妬して、絵を盗んだのではなく、「先生が褒めた絵」と同じぐらい上達しようとしているのかもしれない。(ミリン先生に褒めてもらうために)