『リターン~ある外科医の逆襲~』2話、3話の見どころ・ネタバレ
1.心を入れ替えた五十嵐徹
天女から渡されたお酒を飲んで中学3年生時代に戻った五十嵐徹。約30年前に戻った徹は、その風景を懐かしみ、涙を流す。
しかし、過去に戻った日はちょうど中間テストの日であり、思った成績を出せずに徹は落胆する。このままではいけないということで、徹は心を入れ替えて毎日勉強に励みだす。
前世の記憶があると言っても専門知識は医学しかないので、今回の人生も医師になろうとする。しかし、前回と違い、今回は国内最高峰の東成大医学部に行き、稼ぎの良い美容整形外科医になろうと目論むのであった。
前世で、とにかく金に困った徹は、医者としての専門知識をいかしつつ、稼ぎの良い美容整形外科医を目指す。そのためにも、前世ではしてこなかった中学での勉強をし始める。今から勉強し始めれば、名門大学に行くことができるという目算だろう。
悲惨な人生を体験してきたからこそ、五十嵐徹のモチベーションは恐ろしく高くなっている。
2.高校進学に向けて体を鍛え始める
徹が期末テストで学年3位の成績を収めたことは、クラスでも知れ渡り、みんなから一目置かれるようになる。当然、徹の両親も喜び、徹は徐々に世界が変わっていくのを感じていた。
勉強が順調に進んでいる徹は、次に体を鍛えたいとキックボクシングジムに通いたいと父親に申し出る。
知り合いのキックボクシングジムに通うことになった徹は、実践を想定したトレーニングをしたいという。前世で、高校時代にいじめられていた徹は、それに対抗するための武力を手に入れたいと思っているのだろう。
©Kakao piccoma Corp.:高校時代のいじめに対抗するために体を鍛える五十嵐徹
頭が良いだけでは前回同様、高校時代にいじめられてしまうので、その対抗手段を欲していると思われる。
『リターン~ある外科医の逆襲~』2話、3話の感想・考察
前世での失敗を回避すべく、勉強だけではなく体も鍛え始めた五十嵐徹。徹として明確に回避したいのは、この「高校時代のいじめ」だと思われる。
このせいで、父親の死に目にも会えなかったらしいので、是が非でも回避したいのだろう。