『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』3話の見どころ・ネタバレ
1.事故の詳細は語りたくない司
記憶を失った優羽に対して司は不安感を覚えていたので、優羽は司のことを「好きになり始めている」ことを告げる。男性恐怖症のことも問題ないことがわかり、司は優羽のことを抱きしめる。
優羽は医者から自分がどんな状態で病院に運ばれてきたか、始めて知らされる。怪我をしたのは優羽が走行中の車から飛び降りたことが原因らしい。
優羽は司とのデート中に「春子」について切り出す。春子の名前を聞いて取り乱す司だったが、全てを打ち明けることはできないと一歩引かれてしまうのであった。
© Amutus Corporation:春子の名前を出されて取り乱す司
司が優羽に触らなかった原因はやはり男性恐怖症のことを気にしてのものであった。実際、その後に優羽のことを抱きしめているので、これは嘘ではなさそうだ。
逆に事故の詳細についてや、春子のことは司は話したくないらしく、これが話のメインになってきそうだ。誠実に「話したくない」と優羽に言っていることから、彼の行動に悪意があるようには今のところ思えない。
2.瑞希の新しい証言
司は優羽のことを変わらず好きであると言う一方、やはり失われた記憶に関しては情報を与えてくれる気はないようだ。
司の両親はすでに亡くなっており、司の話では母親が自殺したショックで落ち込んでいたところを優羽が励ましてくれたのだという。
司が席を外したところに友人の瑞希が現れる。瑞希の話では優羽は今でも男性恐怖症であり、彼氏を作ったことは1度も無いという。しかも、瑞希は司の顔を見て「ストーカー」だと断じて追い返すのであった。
© Amutus Corporation:司をストーカーだと断じる瑞希
瑞希というキャラクターが増えたことで、知り得なかった情報が手に入る。そもそも優羽は彼氏が居た時代などなく、しかも司は優羽のストーカーだと言うのだ。
だが、そうなってくると優羽の両親が「優羽には司という彼氏が居た」という話に矛盾が出てくる。瑞希が嘘をついていたいするのだろうか?
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』3話の感想・考察
一応、優羽の両親は2,3年前から司の話を優羽から聞いていたという情報がある。そこで瑞希と情報の矛盾が発生するのだが、両親が嘘をつく必要性がないと考えると嘘をついているのは瑞希か?
司が彼氏らしからぬことをして、それが瑞希の反感を買って結果的に「ストーカー」と言われるようになったとかだろうか?本当にストーカーが素知らぬ顔で看病してたらホラーすぎる。
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