『ゴッドオブブラックフィールド』133、134話の見どころ・ネタバレ
1.取引を持ちかけるシャフラン
ユニコーン事業公表後は更に苛烈な反対勢力の妨害が予想される。そんな中で、娘だけでも守って欲しいというラノックの願いを西恭弥は全力で引き受ける。
外にいるジェラールを見つけた恭弥はコーヒーをお返しするという口実で話しかける。自分の正体を隠しながらも、傭兵としての心へをジェラールに説く。
約束通りシャフランに会うことになった恭弥はラノックと共に、厳重に警備された施設へと入っていく。そこには医療施設に囲まれた満身創痍なシャフランが居て、恭弥に「取引しないか?」と切り出すのであった。
©Kakao piccoma Corp.:西恭弥に取引を持ちかけるシャフラン
転生した後も元部下にアドバイスを与えるあたり、西恭弥が仲間思いの傭兵だったことが容易に想像がつく。勲章よりも仲間の命を救えというのは彼の教示なのだろう。
取引を持ちかけるシャフラン。シャフランとしてはそれだけ大きな情報を握っている自信があるのだろう。しかし、恭弥の性格からしてこの取引に素直に応じるとは思えない。
2.シャフランとの取引拒否
シャフランからの取引の提案に西恭弥は即座に拒否する。立ち去ろうとする恭弥にシャフランは構わず語りかける。シャフランはイギリスが必死に自分を解放しようとしていると話し、それだけの価値が自分にはあると説明する。
しかし、それでも恭弥はシャフランの言う通りに動くのはシャクだとして取引を拒否する。シャフランの話しぶりから、外部と連絡できる内通者がいることがわかったことが収穫と言える。
日本に記憶した恭弥は、夜中に家に帰ることは出来ないとして、夜に連絡ができそうな神代に電話をする。案の定、すぐに電話は繋がり、ネクサスホテルで会うことになるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:日本に帰国する西恭弥を見送るジェラール
案の定というか予想通り西恭弥はシャフランの取引を拒否する。今までの性格からしてこの手の取引に応じたことは無い。しかし、シャフランにイギリスの強力なバックアップと、内通者がいることがわかったのは良かった。
取引を持ちかけるシャフラン。シャフランとしてはそれだけ大きな情報を握っている自信があるのだろう。しかし、恭弥の性格からしてこの取引に素直に応じるとは思えない。
『ゴッドオブブラックフィールド』133、134話の感想・考察
シャフランはブラックヘッドが何なのか、そしてその探し方を知っている風に匂わせる。その証拠としてイギリスの強力な後ろ盾を手に入れているということなのだろう。
今のところ、ユニコーンの公式発表まで西恭弥は待ちの姿勢になりそうだ。公式発表がされればまた苛烈な戦いが待っていそうだ。それまでは神代の問題や高校生軍団の話になるのだろうか?
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